NHK連続テレビ小説「虎に翼」の世界が、再び視聴者を魅了するスピンオフドラマ「山田轟法律事務所」の制作が決定しました。本編で描かれなかった山田よねと轟太一のバックストーリーを中心に、弁護士の視点から社会問題に切り込む内容です。土居志央梨さん、戸塚純貴さん、伊藤沙莉さんの再集結が話題を呼んでいます。この記事では、放送情報からキャストの熱いコメントまで、注目のポイントを詳しくお届けします。
この記事のまとめ
- 「山田轟法律事務所」は、2026年3月にNHK総合で72分単発放送予定で、NHK ONE（新NHKプラス）で同時・見逃し配信されます。
- 主演は土居志央梨さん（山田よね役）と戸塚純貴さん（轟太一役）、伊藤沙莉さん（佐田寅子役）が特別出演し、本編の脚本家・吉田恵里香さんが手がけます。
- ストーリーは本編の空白の時間を埋めるバックストーリー中心で、主題歌は米津玄師さんの「さよーならまたいつか！」、語りは尾野真千子さんが担当します。
- キャストのコメントから、土居志央梨さんは「一番喜んでいるのは私」と興奮を、戸塚純貴さんは「今作を轟かせたい」と意気込みを語っています。
- 注目ポイントとして、事務所設立の秘話や日本国憲法第14条をテーマにした深いドラマ性が挙げられます。
NHK『山田轟法律事務所』スピンオフの全貌！土居志央梨＆戸塚純貴主演、伊藤沙莉特別出演の注目ポイント
連続テレビ小説「虎に翼」は、2024年に放送され、女性法曹の開拓者・佐田寅子さんの生涯を描いた異色の朝ドラとして大きな反響を呼びました。そのスピンオフ「山田轟法律事務所」は、本編で人気を博した山田よねさんと轟太一さんの知られざる物語に焦点を当てます。NHK総合で2026年3月に72分単発として放送される本作は、NHK ONE（新NHKプラス）での同時・見逃し配信も予定されており、幅広い視聴者に届くでしょう。
ストーリーの全貌は、寅子さん（伊藤沙莉さん）の視点から描かれた本編とは異なり、弁護士であるよねさんと轟さんの目線で「虎に翼」の世界を再構築します。本編では触れられなかった事務所設立のエピソードや、昭和の時代を生き抜く2人のバックストーリーがふんだんに盛り込まれます。
特に、よねさんが司法修習を終えて事務所名を「山田轟法律事務所」に改めた経緯や、じゃんけんで名前順を決めたという微笑ましいエピソードが明かされる可能性が高く、ファンの心を掴む内容です。また、事務所の壁面に掲げられた日本国憲法第14条（法の下の平等）の条文が象徴するように、男女平等や社会正義をテーマにした深いドラマが展開されます。
制作陣も本編のクオリティを継承します。脚本は吉田恵里香さんが担当し、音楽は森優太さん、主題歌は米津玄師さんの「さよーならまたいつか！」が使用されます。語りは尾野真千子さんが務め、法律考証は村上一博さん、演出は梛川善郎さんです。これらの要素が融合することで、本編の熱いメッセージをさらに掘り下げた作品になると期待されます。
キャストの魅力とインタビューコメント
本作の最大の見どころは、豪華キャストの再集結です。主演の土居志央梨さんは、山田よね役で本編から続く志の強さと優しさを体現します。戸塚純貴さんは、轟太一役としてクールながら情熱的な弁護士像を深め、伊藤沙莉さんは特別出演ながら寅子さんの存在感を放ちます。他のキャストも本編から引き続き参加し、世界観の連続性を保ちます。
土居志央梨さんのコメントは特に印象的です。「虎に翼が帰って来ます。またあの世界の中で仲間達に会えることが本当に本当に本当に嬉しいです。きっとスピンオフを一番喜んでいるのは私です。本編で描かれていないよねの空白の時間を追っていくストーリーですが、脚本を読み終えて思わず武者震いしました。今も興奮が止まりません。虎に翼を応援して下さっていた方はもちろん初見の方達にも熱が届くよう、絶望と希望の間で精一杯戦いたいと思います。お楽しみに！」と語り、脚本を読んだ瞬間の興奮を鮮やかに伝えています。この言葉から、土居さんが役にどれほど没入しているかが伝わってきます。
戸塚純貴さんのコメントも熱いです。「伊藤沙莉さんをはじめ、監督、スタッフ、キャストの方々と紡ぎ続けてきたものが身を結び、帰って参りました。これは朝ドラ撮影時、山田轟法律事務所を設立してから『よねと轟のスピンオフやりたい！』なんて冗談のように言っていたら、現実に。『虎に翼』に関わるみなさまの愛の大きさに感銘を受けました。漢、轟、この名に恥じぬよう今作を轟かせたいと思う所存でございます！」と、撮影時のエピソードを交えながら意気込みを述べています。この「轟かせたい」という言葉は、役柄の轟太一さんのキャラクターを象徴し、視聴者の期待を高めます。
伊藤沙莉さんの特別出演コメントも見逃せません。「『虎に翼』改め『山田轟法律事務所』。空白の時間が埋まる、空白の時間を目撃するという意味では、もはや1ファンである私としては大変幸福な話です。よねさん、轟さんを軸に繰り広げられる『虎に翼』の絶対に必要だったピースが改めて丁寧に描かれることに期待と興奮でソワソワしています（笑）。とにかくもはや私が楽しみ!!!! ただただ早く観たい!!!! 共感してくださった方々は一緒にソワソワしましょう。」と、ファン目線で喜びを爆発させています。伊藤さんのこの率直な表現が、本作の親しみやすさを象徴しています。
これらのコメントから、キャストの皆さんが本作に注ぐ情熱が感じられます。土居志央梨さんと戸塚純貴さんの主演コンビは、本編での名バディぶりをさらに進化させ、伊藤沙莉さんの特別出演が物語に深みを加えるでしょう。
さいごに
「山田轟法律事務所」は、「虎に翼」の遺産を継ぎながら、新たな視点で社会の光と影を描く貴重な一作です。キャストの熱い想いが詰まった本作は、放送を心待ちにするファンの期待に応え、きっと多くの視聴者の心を動かすはずです。2026年3月の放送まで、ぜひ本編を振り返りながらお楽しみに。平等と希望の物語が、再び私たちに翼を与えてくれます。
