はじめに
ハンドボールの女子日本代表「おりひめジャパン」が、第19回アジア競技大会(杭州)で、3連覇中の王者・韓国代表を破り優勝しました。
あまり知られていないハンドボール女子日本代表ですが、「おりひめジャパン」という愛らしい呼称で呼ばれているんですね。
今回は、この「おりひめジャパン」の名前の由来について調べてみました。
「おりひめジャパン」の名前の由来は?
ハンドボール女子日本代表の愛称「おりひめジャパン」は、2013年に日本ハンドボール協会が実施した一般公募に対して、はがきやメールによる応募総数1106通の中から選ばれました。
「おりひめジャパン」の名前は、ハンドボールが1チーム7人でプレーすることに由来します。
試合が7vs7で行われることから、7月7日の七夕にちなみ、織姫が優雅に天の川を渡るように日本が世界で華麗に活躍できることを願う意味で命名されました。
日本ハンドボール協会の当時の多田博副会長は「日本女子が華麗に、優美にプレーして、天の川を渡り世界にはばたいてほしいという思いを込めた」と語っています。
ちなみに、ハンドボール男子日本代表の愛称は「彗星ジャパン」です。
そこは「ひこぼしジャパン」だろ!とツッコミたくなりますよね。
おりひめジャパン、パリオリンピックへの道
「おりひめジャパン」は第19回アジア競技大会(杭州)で、宿敵・韓国代表を破りました。
実は、2023年8月に行われたパリ2024オリンピック女子アジア予選では、3勝で並んだ韓国との最終戦で、日本はあと一歩及ばず2位となり、パリオリンピックへの出場権を逃したのでした。
今回のアジア競技大会で、その雪辱を果たしたことになりますね。おりひめジャパン、グッジョブ!
さて、パリオリンピック出場に向けて、次はデンマーク、ノルウェー、スウェーデンで開催される第26回女子世界選手権(日程:2023/11/29 〜 2023/12/17)で優勝を目指すことになります。
もちろん、世界選手権で優勝すればパリオリンピック出場決定となります。
仮に、それを逃した場合でも、世界選手権の2位から7位に入ることができれば、その後のIHF世界最終予選に出場できます。
IHF世界最終予選は12チームで競われ、3つに分かれたグループ内で、4チーム中2位までに入れば、オリンピック出場決定となります。
アジア大会の勢いのまま、是非、世界選手権でも大活躍してもらいたいですね!
さいごに
女子ハンドボールは、なかなか注目度が高くないので、「おりひめジャパン」も残念ながらあまり広く知られているとは言えないですね。
でも、今回のアジア大会をきっかけに、世界選手権、パリオリンピックと大暴れして、「おりひめジャパン」を日本中に知らしめていただきたいですね。応援してます!