2019年6月にHKT48を卒業後、女優としての活動を本格化し、NHK連続テレビ小説「おむすび」などのテレビドラマやバラエティ番組、YouTubeなど幅広い分野で活動しています。
今回はその兒玉遥さんのお父さんが公演に登場したという噂や、HKT48を辞めた理由について深掘りしてみたいと思います！
兒玉遥の父が公演に登場したって本当？
まず、「兒玉遥の父が公演に登場」という話ですが、これは正確には兒玉遥さんのお父さんがHKT48の公演に観客として訪れたことがきっかけで生まれた話題のようです。
兒玉遥さんがHKT48の1期生として活動していた時期、兒玉遥さんの家族も応援に駆けつけることがありました。
特に、お父さんは公演を見に来た際にテレビの取材を受けたことがあり、その姿が放送されたことでファンの間で注目を集めました。
この時、お父さんはインタビューで娘への応援メッセージを語ったとされ、その温かい人柄やダンディな雰囲気から「イケオジ（イケメンなおじさん）」としてHKT48ファンの間でちょっとした有名人になったんです。
SNSでも「これがあの噂の兒玉遥の父か！」なんて声が上がるほどでした。
ただし、「公演に登場」というとステージに上がったようなイメージを持つかもしれませんが、そうではなく、あくまで観客席から応援していた形です。
とはいえ、娘の活躍を間近で見守るお父さんの姿は、ファンにとっても微笑ましいエピソードとして記憶に残っています。
兒玉遥さん自身も家族思いの一面があり、後にインタビューで「幼い頃から芸能界に憧れていた自分を、父がオーディションに背中を押してくれた」と語っています。
HKT48への道を切り開くきっかけを作ったお父さんの存在は、兒玉遥さんにとって大きな支えだったようです。
兒玉遥さんは2024年9月19日、28歳の誕生日に、インスタで懐かしの家族写真などを公開し、両親への感謝の気持ちをつづりました。
「28歳になりました。今日は若くして痛い思いをして私を産んでくれた母と一生懸命にお仕事を頑張って一緒に育ててくれた父に感謝をする日です」
兒玉遥がHKT48を辞めた理由とは？
次に、兒玉遥さんがHKT48を辞めた理由について。
これは兒玉遥さんが2019年6月にグループを卒業した際、そしてその後の発言から明らかになった情報をもとに整理してみます。
兒玉遥さんは2011年、15歳の時にHKT48の1期生としてデビュー。
デビュー当初からセンターポジションを務めるなど、グループの「顔」として活躍しました。
2016年のAKB48選抜総選挙では9位に輝くなど、アイドルとしてのキャリアは順風満帆に見えました。
しかし、2017年に体調不良を理由に活動を休止。
一度復帰するも同年12月に再び休養に入り、約2年間のブランクを経て2019年に卒業を発表しました。
卒業後、兒玉遥さんは自身の経験を振り返り、休養の理由が「躁うつ病（そううつ病）」だったことを公表しています。
HKT48時代、センターとしての重圧や責任感が大きくのしかかり、毎日ノートに反省点を書き綴るほど自分を追い込んでいたそう。
8年間で36冊もの反省ノートを作ったというエピソードは、兒玉遥さんがどれだけ過剰に自己批判を繰り返していたかを物語っています。
「自分なんかがセンターで申し訳ない」「他のメンバーに比べて劣っている」と感じ、喜びよりも焦りや恐怖が勝ってしまった時期があったと後に語っています。
特に話題になったのが、2016年のNHK紅白歌合戦での「勘違い事件」。
その詳細は、後述しますが、この出来事が兒玉遥さんの心に大きなダメージを与え、アンチからのバッシングも重なり、精神的な疲弊がピークに達したと言われています。
休養中は芸能界から距離を置き、祖母の家で運転免許を取得したり、海外留学を経験したりして心の回復に努めました。そして、「自分が思うほど誰も私を気にしていない」という気づきを得て、少しずつ前向きな気持ちを取り戻したそうです。
最終的に、「アイドルではなく女優として新たな道を歩みたい」と決意し、HKT48を卒業。
現在はエイベックス・アスナロ・カンパニー所属で、ドラマや舞台に挑戦しながら活躍中です。
兒玉遥さんの紅白での勘違い事件について
兒玉遥さんの「紅白勘違い事件」とは、2016年12月31日に放送された「第67回NHK紅白歌合戦」での出来事を指します。
この年、AKB48グループは「AKB48夢の紅白選抜」という特別企画に参加しました。
この企画では、グループ総勢300名以上の中から視聴者投票によって選ばれた上位48名が紅白のステージに出演し、さらにその中から上位16名が2曲目のメドレーを歌う権利を得るというものでした。
順位は生放送中に発表される形式でした。
兒玉遥さんはこの投票で上位48名に選ばれ、ステージに立っていました。
彼女は同年6月の「AKB48選抜総選挙」で9位という高い順位を獲得していたため、紅白でも上位16名に入ることを期待していたようです。
発表は16位から順に進み、残り2名（1位と2位）の時点で名前がまだ呼ばれていなかった兒玉さんは、自分が上位に選ばれたと確信したのか、ステージの右側から中央へと移動し始めました。
この行動は、事前に上位メンバーが中央に移動するよう指示されていたことが背景にあったとされています。
しかし、結果として1位はNMB48の山本彩さん、2位はHKT48の指原莉乃さんが発表され、兒玉さんの名前は呼ばれませんでした。
最終的に彼女の順位は29位で、上位16名には入れなかったのです。
この瞬間、勘違いから中央に移動してしまった兒玉さんは困惑し、生放送中に号泣する姿がカメラに映し出されました。
特に、1位と2位の発表時に自分が呼ばれないと気づいた後、「私は？私は？」と自分を指差しながら元の位置に戻る様子が視聴者に強い印象を残しました。
この出来事はネット上で大きな話題となり、一部からは「勘違いざまぁ」といった批判的な声が上がる一方、同情や応援の声も多く寄せられました。
兒玉さん自身、後にテレビ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」（2023年10月6日放送）でこの事件を振り返り、「とんだ勘違いをしてしまいました」と語っています。
彼女は当時、総選挙での好成績や中間発表での期待感から自信を持っていたものの、結果的に予想外の順位となり、精神的に大きなダメージを受けたことを明かしました。
この事件後、2017年から体調不良で活動を休止し、最終的に2019年6月にHKT48を卒業。
この「紅白勘違い事件」は、彼女のキャリアにおける転機とも言える出来事として、ファンやメディアの間で今も語り継がれています。
兒玉遥の現在の活躍について
現在、兒玉遥さんは女優、グラビアアイドル、YouTuberとして多岐にわたり活躍しています。
以下に彼女の最近の活動状況をまとめます。
女優としての活躍
兒玉遥さんはHKT48を2019年6月に卒業後、女優業に本格的にシフトしました。
2024年10月から放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」では、川合紗香役として出演し、念願だった朝ドラデビューを果たしています。
この作品は彼女の故郷である福岡を舞台にしており、ファンからは「凱旋」とも称される大きな一歩となりました。
また、2023年にはテレビ東京の「何かおかしい 2」や「推しが上司になりまして」など複数のドラマに出演し、着実にキャリアを積んでいます。
彼女自身、インタビューで「女優としての夢が叶った」と語っており、演技への情熱が伝わります。
グラビアアイドルとしての活動
女優業と並行して、グラビアアイドルとしても注目を集めています。
2024年10月には「FLASH」の表紙を飾り、2年ぶりのグラビアで“大人の色香”を披露。
2025年2月にはデジタル写真集「兒玉遥 スイートルームで艶めいて」（講談社）をリリースし、ランジェリー姿でしとやかな美しさが話題に。
ファンからは「めちゃめちゃ美しい」「セクシーですね」と絶賛されています。
また、2023年の写真集「Stay 25」は「過去最大露出」と本人が語るほどの挑戦作で、オリコンランキングでも上位にランクインするなど好評を博しました。
YouTubeやその他の活動
兒玉遥さんの公式YouTubeチャンネルは「はるっぴちゃんねる」（Haruppi Channel）で、彼女の愛称「はるっぴ」に由来しています。
「はるっぴちゃんねる」では、日常のVlog、メイクやファッションの紹介、Q&A企画など幅広いコンテンツを配信。
アイドル時代の裏話や、うつ病を乗り越えた経験を語る動画も人気で、ファンとの距離を縮める場となっています。
兒玉遥のプロフィール
【氏名】兒玉遥（こだま・はるか）
【性別】女性
【生年月日】1996年9月19日
【星座】おとめ座
【血液型】O型
【身長】158cm
【出身地】福岡県
【ジャンル】女優
【デビューしたきっかけ】2011年7月10日 HKT48の第1期生オーディション合格
さいごに
兒玉遥さんのお父さんが公演に「登場」というのは、直接ステージに立ったわけではなく、熱心に応援する姿がファンの心を掴んだエピソードでした。
一方、HKT48を辞めた理由は、アイドルとしてのプレッシャーと自己否定の連鎖による心の病が大きな要因。兒玉遥さんのストイックさや真面目さが、逆に自分を追い詰めてしまったのですね。
それでも、休養を経て自分と向き合い、女優として再スタートを切った兒玉遥さんの姿は、多くの人に勇気を与えています。
2025年3月現在、NHK連続テレビ小説「おむすび」など話題作に出演し、着実にキャリアを築いている兒玉遥さん。これからも彼女の活躍から目が離せません！
