元AKB48で実業家の川崎希さんが、第3子妊娠を発表した矢先に涙を流す姿が話題になっています。
2025年3月5日に更新したYouTubeチャンネルで、出生前診断(NIPT)の結果が「陽性」だったことを告白。
翌6日には羊水検査の簡易結果が「陰性」と判明したことを報告し、多くの人々の心を揺さぶりました。
華やかな芸能生活や豪華な子育てスタイルで知られる彼女ですが、今回の出来事は、子育てとお金にまつわる現実的な一面を浮き彫りにしています。
出生前診断で直面した涙の瞬間
川崎希さんは、3月5日の動画で第3子のNIPT検査結果をこう語りました。
「18番目の染色体のトリソミー、モザイク型と言われて。
先生に聞いたら、21番目のトリソミー(ダウン症候群)よりも症状が重い病気って言われて、固まっちゃって…」。
さらに、「心臓とかに疾患があったりして、生まれても大人になるまでくらい成長するのは難しいかもしれませんって言われて。予想してなかったから…」と、大粒の涙を流しながら心情を吐露しました。
この告白に、多くのママたちが共感の声を寄せています。
子育ては喜びも大きいけれど、予期せぬ試練に直面することもある。
川崎さんの涙は、そんな親心のリアルな一面を映し出しています。
そして、この検査にかかる費用も見逃せません。
彼女は以前の動画で「費用はちょっと高くて15万~20万円くらい」と明かしており、気軽に受けたつもりが予想外の結果に繋がったと振り返っています。
子育てとお金のリアルなバランス
川崎希さんといえば、夫のアレクサンダーさんとの仲睦まじい様子や、子どもたちへの豪華なプレゼント、高額な習い事で知られています。
例えば、長男には高級ブランドの服やおもちゃを贈り、長女の誕生日には「エルサケーキ」を用意するなど、子育てに惜しみなくお金をかけている印象があります。
しかし、今回の出生前診断の結果は、お金があっても解決できない問題があることを突きつけました。
子育てにはお金がかかる。
それは誰もが知る事実です。
文部科学省の調査によると、子ども1人を大学卒業まで育てるのにかかる費用は約2000万円とも言われています。
川崎さんの場合、すでに7歳の長男と4歳の長女がいて、第3子が加わればさらに負担が増える。
さらに、出生前診断や羊水検査のような追加の医療費も発生します。
彼女は6日の動画で「これってNIPT受けなかったら何も知らなくて産んでる」と語り、検査を受ける選択がどれだけ経済的・精神的な重荷になり得るかを示唆しました。
豪華さの裏にある親としての葛藤
これまで、川崎さんは子育てにおいて豪華なライフスタイルを公開してきました。
だが、今回の出来事で、お金をかけるだけでは埋められない現実があることが明らかになりました。
陽性結果を受けた際の涙や、羊水検査を待つ不安な時間は、どんなに経済的に恵まれていても避けられない親の葛藤です。
彼女の発言からは、お金と子育てのバランスを模索する姿が垣間見えます。
「でも生まれてみないと分からない病気もあるし」と語った言葉には、予測不能な未来に対する覚悟と、子どもへの深い愛情が感じられます。
お金で解決できる部分と、そうでない部分。その境界線に立たされたとき、親として何を優先するのかが問われます。
さいごに
川崎希さんの今回の経験は、多くの子育て中のママたちにとって共感できるものかもしれません。
お金をかけて子どもに最高の環境を用意したいと思う一方で、健康や未来への不安は尽きない。
彼女の涙は、そんな現実を象徴しています。
最後に、川崎さんは羊水検査の簡易結果が「陰性」だったことを報告しつつ、「詳細な結果は次回の検診で分かる」と付け加えました。
この一連の出来事は、子育てとお金の話が単なる数字や豪華さだけではないことを教えてくれます。
どんな結果になっても、彼女が家族と共に前を向いて進む姿に、多くの人が勇気づけられるのではないでしょうか。