人気声優の中村悠一さんが、Nintendo Switch2の抽選に落選したことが話題になっています。
ニンテンドーダイレクトのナレーションを長年務め、任天堂と深い関わりを持つ中村さんが落選したことで、任天堂の抽選がどれほど厳正に行われているかが改めて注目されています。
この記事では、中村さんの落選をきっかけに、Switch2の抽選の背景やファンの反応を詳しくお伝えします。
- 中村悠一さんがNintendo Switch2の抽選に落選し、自身のXで報告。
- 任天堂の抽選は220万人以上の応募があり、厳正かつ公平に行われた。
- ファンや業界関係者からは驚きの声とともに、任天堂の公平性を称賛する意見が多数。
- 中村さんは落選を冗談交じりに受け止めつつ、任天堂の姿勢を評価。
- 第2回抽選に自動繰り越しされるため、希望はまだ残っている。
中村悠一、Switch2抽選に落選
中村悠一さんが2025年4月24日、自身のXアカウント(@nakamuraFF11)でNintendo Switch2の抽選に落選したことを報告しました。
「ア……ァァア…ァァアア……アァァァァ嗚呼………」と感情を込めた投稿とともに、落選を伝える画像を公開。
さらに「当選している人とは絶交します」と冗談交じりにコメントし、ファンに笑いと驚きを与えました。
中村さんは、ニンテンドーダイレクトのナレーションを長年担当し、任天堂の新作情報やSwitch2の詳細を事前に知る立場にあります。
それにもかかわらず、特別扱いされることなく一般応募者と同じ条件で抽選に参加し、落選した事実は、任天堂の抽選プロセスの透明性を象徴しています。
任天堂の厳正な抽選プロセス
Nintendo Switch2のマイニンテンドーストアでの第1回抽選販売は、2025年4月4日から受付を開始し、4月24日に結果が発表されました。
任天堂の公式Xによると、日本国内だけで約220万人が応募し、6月5日の発売日に提供可能な本体数を大幅に上回る状況だったと報告されています。
任天堂の古川俊太郎社長は、応募数が想定を大きく超えたため「相当数のお客様が当選しないことが想定されます」と事前にアナウンスし、落選者には第2回抽選に自動繰り越しされることを伝えました。
抽選の応募条件も厳格で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上、Nintendo Switch Onlineに累積1年以上の加入実績があることなどが求められました。
これにより、転売目的の応募を抑え、真のゲームファンを優先する仕組みが導入されています。
中村さんもこれらの条件を満たして応募したものの、220万人という膨大な応募者の中で当選を逃したのです。
ファンと業界関係者の驚きと称賛
中村さんの落選に対し、ファンや業界関係者からは驚きの声が多数上がりました。
X上では、「中村悠一さん、あんなにニンテンドーに貢献してるのに、普通に抽選に申し込んで、普通に落選してるんだ…」や「中村悠一がSwitch2の抽選販売に落選してる事により任天堂がガチで厳正なる抽選をしている事が判明する回」といった投稿が話題に。
また、ゲーム業界の著名人である神谷英樹さんも「ヤッター」と中村さんの落選をユーモラスに反応し、任天堂の公平さに驚きを隠せない様子でした。
一方で、任天堂の姿勢を称賛する声も多く聞かれました。
「ニンダイのナレーションまでやっているのにSwitch 2の抽選に落選し『当選者と絶交』、逆に任天堂の好感度が上がる」との投稿のように、中村さんの落選が任天堂の忖度のない姿勢を浮き彫りにし、企業の信頼度を高めたとの意見が広がっています。
中村さん自身も「任天堂の公平さを称えるべき」とコメントしており、落選を前向きに受け止めているようです。
中村悠一の「絶交」宣言とその反響
中村悠一さんがXで投稿した「当選している人とは絶交します」というコメントは、落選の悔しさをユーモアで包んだ発言として、瞬く間にファンの間で話題となりました。
この「絶交」宣言は、中村さんの親しみやすいキャラクターを象徴するもので、ファンとの距離を縮める効果も生み出しました。
X上では、「絶交されたくないから当選しても中村さんに言わないでおこう(笑)」や「中村さん、絶交とか言いつつ絶対許してくれるよね!」といった反応が飛び交い、ファンコミュニティに笑いと一体感をもたらしました。
一部のファンは、中村さんのこの発言を引用して「絶交回避のために次は一緒に当選しよう!」と呼びかけるなど、ポジティブなムードが広がっています。
また、中村さんの「絶交」発言は、任天堂の抽選の厳正さを間接的に浮き彫りにするきっかけにもなりました。
ニンテンドーダイレクトのナレーションを務めるほどの関係者であっても特別扱いされない事実は、ファンのみならずゲーム業界全体で「任天堂の公平性」を再認識させるエピソードとして語られています。
このユーモラスな発言が、結果的に任天堂の信頼感をさらに高める一因となったのです。
中村悠一の「絶交」宣言に対する声優仲間たちの反応
中村悠一さんの「当選している人とは絶交します」という冗談めいた発言は、声優コミュニティでも大きな話題となり、仲間たちからユーモラスな反応が寄せられました。

X上では、声優たちの軽妙なやり取りやファンの推測が飛び交い、中村さんの人柄や業界内の親密な関係性が垣間見えるエピソードとして注目を集めています。
杉田智和

花江夏樹

梶裕貴

桜井正博


さらに、Xでは「今後、中村さんの前で『当選してないよ』と言って絶交を回避するムーブが声優仲間で流行りそう」との投稿も見られ、声優たちがこのネタを今後のトークや番組でいじり合う可能性がファンの間で期待されています。
これらの反応は、中村さんの「絶交」発言が単なる冗談を超えて、声優コミュニティの温かい交流やファンのエンゲージメントを高めるきっかけとなったことを示しています。
中村さんのユーモアとファンの応援
中村さんは落選のショックを冗談で和らげつつ、ファンとの距離感を保つ姿勢を見せました。
「当選している人とは絶交します」という投稿は、X上で大きな反響を呼び、ファンからは「次の抽選こそは!ナカムラチャレンジは続く!」といった応援の声が寄せられています。
中村さんがニンテンドーダイレクトのナレーションで築いた信頼感や、ゲームに対する真摯な姿勢が、ファンの共感を呼んでいることがわかります。
また、中村さんが過去にもニンテンドーダイレクトの情報を事前に知りながら、SNSで「初見リアクション」を演じる姿が話題になったことがあります。
2024年6月のニンテンドーダイレクトでは、『かまいたちの夜』や『逆転検事』の発表に「かかかかかまいたち……!」と投稿し、ファンから「しらばっくれやがって…!(褒め言葉)」と愛あるツッコミを受けたエピソードも。こうしたユーモアが、中村さんの落選報告にも表れていると言えるでしょう。
第2回抽選への期待
マイニンテンドーストアでは、第1回抽選で落選した応募者が自動的に第2回抽選(4月28日以降受付開始)に繰り越されることが発表されています。
中村さんもこの仕組みにより、再度当選のチャンスを得ることになります。ファンの間では「次こそは中村さんに当選してほしい!」との声が多く、X上でも「第2回抽選こそは!」と応援する投稿が見られます。
任天堂は生産体制の強化を進めており、今後も継続的に販売を行う方針を示しているため、希望はまだ残っています。
さいごに
中村悠一さんのSwitch2抽選落選は、任天堂の厳正な抽選プロセスと公平性を象徴する出来事でした。
ニンテンドーダイレクトの顔とも言える中村さんが一般応募者と同じ条件で落選したことで、任天堂への信頼感がさらに高まった一方、ファンにとってはユーモラスで親しみ深いエピソードとなりました。
第2回抽選での当選を願いつつ、中村さんの「ナカムラチャレンジ」がどうなるのか、引き続き注目していきたいです。