2025年4月29日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで開催予定だった≠MEのイベントが、優先入場券の強奪や暴力行為により急遽中止となりました。
この事件は、ファンコミュニティの「民度」に対する議論を巻き起こし、アイドル文化やイベント運営の課題を浮き彫りにしました。
本記事では、事件の真相とその影響を、報道や公式発表に基づいて詳しく解説します。
- ≠MEのイベントが、優先入場券の強奪と暴力行為により当日中止に。
- 「ファンではない20人以上」が関与し、スタッフが軽傷を負う事態に。
- X上では「民度が低い」などの批判が飛び交い、ファンコミュニティの評判に影響。
- 運営の警備体制や準備不足に対する疑問がファンや一般から浮上。
- 今後のイベント安全対策やアイドル業界全体の課題が注目される。
≠ME ファンの民度はなぜ問題視される?
今回の事件を受け、Xやネット上では「≠ME ファン 民度」に関する議論が過熱しました。



しかし、報道によると、優先入場券を強奪したのは「ファンではない20人以上の集団」とされており、必ずしも≠MEのファン層全体が問題視されるべきではない可能性があります。
それでも、こうした事件が起きると、ファンコミュニティ全体の評判に影響を及ぼし、「民度が低い」というレッテルが貼られがちです。
このギャップが、議論をさらに複雑にしています。
イオンレイクタウンでの事件の真相
事件は、≠MEの10thシングル「モブノデレラ/神様の言うとーり!」発売記念イベントが予定されていたイオンレイクタウンmoriのG駐車場特設ステージで発生しました。
公式サイトによると、「会場スタッフに対する暴力行為によって警察が介入する事態」となり、運営上安全に開催が困難と判断され中止が決定されました。
スポニチの取材では、CD販売テントに「20数人が一気に押し寄せ、優先入場券を数百枚強奪」し、スタッフが軽傷を負ったと報じられています。
同時多発的にトラブルやクレームが発生し、スタッフが対応に追われる中、手薄になったテントが襲撃されたとされます。
東スポWEBも同様に、「20人あまりが一気に押し寄せ」、テントが揺れる中での怒号や悲鳴を目撃者が証言したと伝えています。
デイリースポーツは、「ファンではない20人以上が集団でイベント参加券を配布するスタッフのテントを襲撃」したと報じ、運営側が「不特定多数の不正な来場」を防ぐため中止を決断したと説明しています。
これらの報道から、組織的な行動の可能性や、転売目的の関与が疑われていますが、犯人は現時点で捕まっておらず、警察の捜査が進行中です。
運営の対応と責任への疑問
事件後、≠ME公式サイトは「暴力行為を行った当事者については、警察に情報提供を行い今後弊社グループのすべてのイベントへの参加をお断り」とし、「刑事、民事により徹底対応」を表明しました。
しかし、ファンやネット上では、運営の警備体制や準備不足に対する批判も上がっています。
たとえば、Xの投稿では「こうなる前に手は打てなかったのか」との声があり、運営の対応に疑問を呈する意見が見られました。
スポニチの報道でも、「スタッフが対応に追われ、手薄になった」とあり、警備の手薄さが事件の一因となった可能性が示唆されています。
イオンレイクタウンは大型商業施設でイベント開催実績が豊富ですが、ゴールデンウィークの混雑も影響した可能性があります。
ファンコミュニティと≠MEへの影響
事件は、≠MEのファンコミュニティに大きな波紋を広げました。Xでは、≠MEの公式チャンネルでの緊急生配信に触れ、「メンバーがイベントの当日中止に言及『残念ながら…』ファンには感謝」といった投稿が見られます。
メンバーがファンへの感謝を伝えた一方、事件への失望感も伺えます。
Xでは「メンバーも運営も普通のファンも誰も悪くない」との声もあり、事件を起こした集団と一般ファンを分けて考える意見も見られました。
しかし、「また指原のグループかよ」と指原莉乃さんのプロデュースグループ全体への批判も一部で飛び出し、グループのイメージにも影響が及んでいます。
アイドル業界全体への波及
この事件は、≠MEだけでなく、アイドル業界全体のイベント運営やファン文化に課題を投げかけました。
ネットの記事では、「最前管理軍団(キセル仲間)」による「計画的乱闘」の可能性を指摘し、レイクタウンのような「逃げやすい場所」がターゲットになりやすいと分析しています。
同様のトラブルは他のアイドルグループでも起きる可能性があり、警備強化や優先券の電子化など、抜本的な対策が求められています。
さいごに
イオンレイクタウンでの≠MEイベント中止は、優先入場券の強奪や暴力行為という衝撃的な事件により、ファンコミュニティや運営に大きな影響を与えました。
ファンではない集団の関与が報じられているものの、「民度」への批判は≠MEのファン全体に及び、グループのイメージにも影を落としています。
運営の警備体制や業界全体の安全対策が今後どう改善されるのか、注目が集まります。
≠MEとファンが再び安心してイベントを楽しめる環境が整うことを願います。