俳優の笠松将さんが、サプライズを極端に嫌う理由をテレビ番組で明かし、話題になっています。
「フラッシュモブは事故」とまで言い切るその独特な価値観は、どのような背景から生まれたのでしょうか。
この記事では、笠松将さんのインタビュー内容をもとに、彼のサプライズ嫌いの理由とその背後にある考え方を詳しく探ります。
- 笠松将さんは、サプライズが嫌いな理由として「自信満々な態度」や「強制的なリアクションの空気」を挙げています。
- フラッシュモブを「事故」と表現し、第三者の介入や見せびらかし感に強い嫌悪感を示しています。
- プレゼントは誕生日を待たず普段から贈るべきと考え、「点のサプライズ」より「線のサプライズ」を重視しています。
- インタビューでは、恋愛観や日常の行動にも通じる彼の独特な価値観が垣間見えます。
笠松将がサプライズを嫌う理由とは?
笠松将さんは、2025年5月15日放送のフジテレビ系「トークィーンズ」で、サプライズに対する強い嫌悪感を明かしました。
「サプライズというタイトルがつくようなサプライズが好きじゃなくて」と語り、具体例として、踊り出したり歌い出したりする派手な演出や、横断幕を広げるような行為を挙げています。
「リアクションに困りません? 喜ばなきゃいけないみたいな空気感を出してくるじゃないですか?」と、強制的な雰囲気に不快感を示しました。
特に、プロポーズで指輪の箱を「パカッ」と開けるシーンを例に、「店側が花束とかケーキとか用意してとかなると、そこだけめっちゃ頑張ってるヤツってのが、この一瞬で分かるじゃないですか?」と発言。
こうした「自信満々なヤツ」が、普段の努力を欠いたまま特別な瞬間だけで帳消ししようとする姿勢に、「ムカつく」と率直に述べています。

「フラッシュモブは事故」と語る背景
笠松将さんのサプライズ嫌いは、フラッシュモブのような大規模な演出にも及びます。
「彼女がフラッシュモブさせるって意味分からなくて」と語り、「今日、ここでウイカさんに誕生日などのサプライズでお祝いをされたとしても嬉しくないし、他人がされているのを見るのも嫌い。『事故が起きてるぞ!』って」と、強い言葉で表現しました。
この発言の背景には、第三者の介入への抵抗感があります。「僕とか君(彼女)の人生に第三者が介入してくる感じが嫌なんですよ。
この人たちにすごいと思われたいとか、この2人、こんなに盛り上がってると思われるとか、どっちも嫌なんですよ」と話し、サプライズが他人に見せるためのパフォーマンスになることを嫌います。
野々村友紀子さんから「もう、サプライズ研究家だよ」と評されるほど、深い分析に基づく考え方です。

プレゼントは「点」ではなく「線」で
笠松将さんの価値観は、プレゼントの贈り方にも表れています。
「プレゼントも、元も子もないんですけど、普段から(恋人に)あげるから。いいものがあればあげる」と話し、誕生日や記念日を待たずに、日常的に良いものを見つけたら贈るスタイルを貫いています。
「いいカバンがあれば、いい化粧品があれば、いい洋服があれば似合うかな?って、いつも考えてるから、僕は」と、相手を常に思う姿勢を強調しました。
一方で、誕生日までプレゼントを待つ人は「そこまでの気持ち」と感じ、「サプライズ優先ですよね。
サプライズを点でとらえていて、こっちは線のサプライズをしているから」と、自身の「日常的なサプライズ」を「線」と表現。
この考えに、スタジオの若槻千夏さんは「嫌だ、私。点と線で話す人、嫌だ!」と驚きつつも、笠松将さんの独特な視点に注目が集まりました。

恋愛観にも通じる独特な価値観
笠松将さんのサプライズ嫌いは、恋愛観にもつながっています。
Xの投稿によると、彼は過去に「5股されていた恋愛」や「付き合う前の厳しいチェック項目」を明かし、偏屈とも言える恋愛観でスタジオを驚かせました。
「予定されたデート=仕事」と考えるなど、恋愛においても独自のルールを持つようです。
サプライズを嫌う理由も、こうした一貫した価値観に基づいています。
「身内だけならいいんですよ。辱(はずかし)めたいわけでしょ。『踊らされてるぜ、バカ』って。それは分かる」と、親しい間柄での軽いサプライズは許容する一方、外部を巻き込んだ演出には強い抵抗感を示しています。

さいごに
笠松将さんのサプライズ嫌いは、単なる好みの問題ではなく、彼の日常や恋愛における一貫した価値観に根ざしています。
「フラッシュモブは事故」とまで言い切る過激な表現や、「点と線のサプライズ」という独自の哲学は、ファンだけでなく多くの視聴者に新鮮な驚きを与えました。
インタビューを通じて垣間見えた彼の考え方は、俳優としての魅力だけでなく、人間としての深みをより一層感じさせるものでした。
これからも笠松将さんの発言や行動に注目が集まりそうです。
