鞘師里保さんは、モーニング娘。の9期メンバーとして12歳で華々しくデビューし、その後、グループ卒業やダンス留学を経て、ソロアーティストとしても活動を広げてきました。
2025年にはavex traxからのメジャーデビューが話題となり、彼女自身の言葉「何回、私デビューするんだろう?(笑)」が注目を集めています。

この記事では、鞘師里保さんのデビュー回数と、その輝かしいキャリアの歴史を時系列で振り返ります。
- 鞘師里保さんはこれまで公式に3回のデビューを経験しています。
- 2011年にモーニング娘。9期メンバーとしてアイドルデビュー。
- 2021年に自主レーベルからソロアーティストとしてデビュー。
- 2025年にavex traxからソロメジャーデビューを果たしました。
- モーニング娘。時代からダンス留学、活動再開を経て、現在の活躍に至る軌跡を解説。
鞘師里保さんのデビューは何回?これまでの記録
鞘師里保さんは、キャリアの中で公式に3回のデビューを経験しています。
以下で、それぞれのデビューを詳しく見ていきます。
1回目:2011年、モーニング娘。9期メンバーとしてデビュー
鞘師里保さんは、2011年1月2日、中野サンプラザで開催された『Hello! Project 2011 WINTER 〜歓迎新鮮まつり〜』にて、約9,000人が応募した『モーニング娘。9期メンバーオーディション』に合格し、モーニング娘。9期メンバーとしてデビューしました。
当時12歳で、広島県出身の彼女は、アクターズスクール広島でのダンス経験を活かし、圧倒的なパフォーマンス力で早々にエースとして注目を集めます。
初のシングル『まじですかスカ!』でCDデビューし、以降、グループの再ブレイクを牽引しました。
2回目:2021年、自主レーベルからソロデビュー
2015年12月31日にモーニング娘。を卒業後、ダンスと英語の勉強のためニューヨークに留学した鞘師里保さんは、2020年9月に芸能活動を再開します。
そして、2021年8月4日、自主レーベル「Savo-r」から1stミニアルバム『DAYBREAK』をリリースし、ソロアーティストとしてデビューしました。
このアルバムは、モーニング娘。卒業から約5年半ぶりの音楽活動再開となり、1万2000字のインタビューで彼女は「今の自身をすべてさらけ出した」と語っています。
ダンスを軸にしたグルーヴィーな楽曲で、新たな一面を見せました。
3回目:2025年、avex traxからソロメジャーデビュー
2025年5月31日、東京・品川インターシティホールで開催された『RIHO SAYASHI BIRTHDAY Fan Meeting -PLAYGROUND!- vol.4』にて、鞘師里保さんはavex traxと契約し、ソロメジャーデビューすることを発表しました。
6月18日にデビューシングル「Super Red」を配信リリースし、7月23日にはEP『Too much!』をCDリリースする予定です。
取材会で彼女は「芸歴15年目でまた新しく前に進める機会を作ることができました」と晴れやかに語り、自身のルーツであるダンスミュージックやR&Bを軸に、avexで新たな表現を追求する意欲を示しました。

モーニング娘。9期からavexソロデビューまでの歴史
幼少期からモーニング娘。加入まで
鞘師里保さんは、広島県東広島市出身で、幼稚園のお遊戯会でモーニング娘。の「Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜」を踊ったことがきっかけでアイドルに憧れます。
アクターズスクール広島に入所し、ダンスと歌を磨いた彼女は、2010年にJc&Jk女優オーディションに合格し、モーニング娘。主演舞台『ファッショナブル』に出演。
2011年1月2日、12歳でモーニング娘。9期メンバーとしてデビューを果たしました。
モーニング娘。時代:エースとしての活躍
2011年のデビュー以降、鞘師里保さんは卓越したダンススキルと表現力でモーニング娘。の中心メンバーとなります。
加入2作目のシングル『Only you』からメインボーカルを務め、道重さゆみさんの卒業後はグループの顔として活躍。
2015年10月29日、ブログで同年12月31日の卒業を発表し、「一人の人間として強く生きていくために経験しなければいけないことがある」と決意を述べました。
12月21日にはソロコンサート『モーニング娘。’15 鞘師里保 ソロスペシャルライブ』を開催し、31日の『Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2015 〜 GOOD BYE & HELLO 〜』で卒業しました。

ダンス留学と活動休止
2015年の卒業後、鞘師里保さんはダンスと英語を学ぶためニューヨークに留学します。
2018年12月7日、アップフロントプロモーションとの専属契約終了とハロー!プロジェクト卒業が発表され、約2年間の留学生活でTOEIC820点を獲得するなど成長を遂げました。
2020年11月のインタビューでは、「自分のペースで生きることができたので、それが何より嬉しかった」と振り返り、家族との時間や新たな挑戦を楽しんだ日々を明かしています。
活動再開とソロアーティストとしての道
2020年9月、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属し、芸能活動を再開した鞘師里保さんは、2021年に自主レーベル「Savo-r」から『DAYBREAK』でソロデビュー。
2022年にはEP『Reflection』『UNISON』や初のフルアルバム『Symbolized』をリリースし、全国ツアーも開催します。
並行して、ドラマや舞台で俳優業にも挑戦し、2024年には主演ドラマ『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~』で主題歌「Hi(gh) Life」をCDシングルとしてリリースしました。
avex移籍と新たな挑戦
2025年5月31日、鞘師里保さんはavex traxへの移籍とソロメジャーデビューを発表。
デビューシングル「Super Red」は、モーニング娘。時代のイメージカラー「赤」を取り入れ、「新たなスタートや意志の強さ」を表現したと語ります。
イベントでは「DARKSIDE」や「Hi(gh) Life」を披露し、DJ Riho RihoとしてDJパフォーマンスも見せ、ファン900人を沸かせました。
彼女は「三浦大知さんや倖田來未さんら、本当に尊敬できる先輩たちからインスピレーションを受けています」とavexでの意気込みを述べています。

さいごに
鞘師里保さんは、モーニング娘。9期としての2011年のデビューから、2021年のソロデビュー、そして2025年のavex traxでのメジャーデビューと、3回のデビューを経験しています。
12歳でのアイドルデビューからダンス留学、活動再開を経て、ダンスと音楽を軸にした独自の表現を追求し続ける彼女の歴史は、努力と成長の物語です。
今後も、鞘師里保さんの新たな挑戦と進化から目が離せません。
