
インパクトのあるタイトル。どんな内容のドラマなの?
2021年8月からWOWOWプライムで、とても気になるタイトルのドラマが始まります。
それは、『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』。
タイトルを観ただけ、何かすごいことが起こりそうなドラマですね。
今回は、この『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』について調べてみました。
基本情報
原案:金田淳子「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」(河出書房新社)
監督:山岸聖太
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
主演:松本穂香
音楽:王舟
制作協力:日活
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
企画協力:秋田書店
製作:「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」製作委員会
2021年8月スタート(全7話) 放送日時未定/WOWOWプライム
主人公の児島あかね役を演じるのは、松本穂香さん
このドラマの主人公は、文房具メーカーに勤め、腐女子を隠しながら平凡な生活を送る児島あかね。
<ストーリー>
文房具メーカーに勤める児島あかね(松本穂香)には、会社では誰にも知られていない趣味がある。それはBL(ボーイズラブ)。身近にある、ごくありふれた物まで“BL”に置き換えてしまうほどの熱狂的BL愛好家なのである。そんな彼女はある日、国民的格闘漫画「グラップラー刃牙」と出会ってしまい、格闘家たちの肉体美や、彼らの魅惑的な言動に濃厚なBLの可能性を見出す。誰が一番強いのか、どの技が凄いかなどではなく、主人公の範馬刃牙や様々な格闘家同士のカップリング妄想漬けの日々が始まる。
会社では本当の自分を隠しながら卒なく仕事をこなし、夜は腐女子仲間と居酒屋でBLトーク、自宅ではひとり妄想の世界で刃牙BLを熱く語りつくす… …そんな毎日が彼女の幸せだった。
しかし、大事なプレゼンを控える後輩・竹野や上司・梶原、さらに同級生の柴本との再会によってその平穏な日々が揺らぎはじめる…。この物語は、そんな一人のBL妄想家あかねの壮絶な戦いの記録ッッである。
wowwowオリジナルドラマ公式サイト
この主人公を演じるのはTBSドラマ『この世界の片隅に』や映画『みをつくし料理帖』など、さまざまなドラマ、映画、CMで活躍中の松本穂香さんです。
現在放送中の『連続ドラマW 華麗なる一族』に続き、WOWWOWでは初主演作品となります。
松本穂香さんは、高校時代に演劇部に所属しました。性格が地味でしたが、ヲタク気質の部員が多い演劇部で「自分だけが変わっているわけではない」と実感し、演技を通してのもの作りの楽しさを知ったといいます。
今回の主人公・児島あかねとどこか通じるものがありますね。
原作はやおい/BL研究家の金田淳子さんのエッセー
原作は「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」(金田淳子著/河出書房新社)
著者の金田淳子さんは1973年生まれ。社会学者。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退。やおい・ボーイズラブ・同人誌研究家。ジェンダー論、社会学の視点からやおいを研究。
『週刊少年チャンピオン』で連載されている、板垣恵介原作の漫画「グラップラー刃牙」シリーズにBLの可能性を見いだし、その想念に取り付かれた主人公の物語です。
元々は、金田さんがnoteで綴っていたものをまとめて出版されたものだそうです。
この「グラップラー刃牙」はゴリゴリの格闘技漫画なんですよね。さまざまな格闘技が出て来る。それを、すごく読みやすい文章で、愉快で熱量の高いエッセーにしたのがこの原作です。
そもそも「グラップラー刃牙」って、どんな漫画なの?
『グラップラー刃牙』は1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載されている、板垣恵介による格闘技漫画です。続編として『バキ』『範馬刃牙』『刃牙道』『バキ道』があり、現在も連載は継続中です。
主人公は地下核闘技場の最年少チャンピオンの範馬刃牙が、その父で地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を超えることを目標に、さまざまな格闘家との闘いを繰り広げる、という物語。
迫力ある構図や印象的なセリフが特徴で、シリーズを通して多くの読者を魅了している作品です。多くの描写を割いて相当の強者と演出されたキャラクターをあっさり負けさせる意外性、大ゴマや見開きを多用し迫力を持たせた構図、叫び声や悲鳴を表すセリフの最後に「ッ」、「ッッ」といった文字を使用するのが特徴。
『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』の最後の「ッッ」は『グラップラー刃牙』独自のセリフ表現からきているんですね!
さいごに
2021年5月21日時点では、2021年8月から放送スタートという情報だけで、まだ放送日時も主人公以外のキャストについても情報は未定です。
でも、このインパクトのあるドラマタイトルは、多くの人の印象に残りますよね!
また、新しい情報が出てきたら、記事をアップデートしていきたいと思います。
問題は、我が家ではWOWWOWが観れないということなんですが、ま、それはまた別の話。