韓国ドラマ『SKYキャッスル』で教育ママの友人として強烈な印象を残し、ミュージカルからドラマ、映画まで幅広く活躍するオ・ナラさん。2025年現在、50歳を迎えても変わらぬ美貌とエネルギッシュな演技でファンを魅了しています。
この記事では、オ・ナラさんの経歴とプロフィールを中心に、バラエティ番組での活躍やプライベートの魅力まで、最新情報を交えてまとめます。彼女のインタビューから見える人間味あふれる一面もお届けします。
この記事のまとめ
- オ・ナラさんの経歴は1997年のミュージカルデビューから始まり、日本での劇団四季所属を経てドラマ・映画でブレイク。2025年はシットコム『ヴィランの国』主演でさらに注目を集めています。
- プロフィールは1974年生まれのO型、身長164cmで日本語が堪能。明るくポジティブな性格が魅力です。
- バラエティ出演歴では『TV幼稚園』や『私の家に今日も来て』などでユーモアを発揮し、親しみやすい一面を見せています。
- プライベートでは22年以上の交際を続ける彼氏とのエピソードが有名で、会話が最大の趣味。家族思いの温かな日常を送っています。
オ・ナラさんの経歴は?
オ・ナラさんの経歴は、ミュージカル女優としての基盤から始まり、多様なジャンルで活躍するベテラン女優の軌跡です。1996年にソウル芸術団に入団し、翌1997年のミュージカル『シムチョン』でデビューしました。
この作品で演技力を発揮したオ・ナラさんは、その後『バリからの手紙』『アニー・クアン』『オール・ザット・ジャズ』『ブロードウェイ42番街』『明成皇后』『マンマ・ミーア!』など、数々のミュージカルに出演。ロマンティックコメディの女王として知られるようになりました。
2001年から2004年までは、日本の劇団四季に所属し、ミュージカル『マンマ・ミーア!』などに参加。この時期に日本語を猛勉強し、2年で堪能レベルに到達した努力家ぶりが光ります。日本での経験は、彼女の表現力をさらに磨きました。
2006年頃からテレビドラマへ進出。KBSの教養番組『TV幼稚園』への出演がきっかけとなり、2008年のSBS『マイスィートソウル』で本格的にドラマデビュー。以降、『ソル薬局の息子たち』(2009年)、『オクニョ 運命の女』(2016年)、『シカゴ・タイプライター』(2017年)、『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』(2018年)と、時代劇から現代劇まで多彩な役柄をこなしました。
特に2018年のJTBC『SKYキャッスル』でのチン・ジニ役は大ブレイクのきっかけとなり、SBS演技大賞女性部門ベストキャラクター賞を受賞。教育熱心な上流階級の妻をコミカルに演じ、視聴者を引きつけました。
映画界でも2010年から活動を開始。『あなたの初恋探します』(ミュージカル版の経験を活かした作品)や『優しい男の物語』『遊んでくれる彼女』『ヒエラルキー』などに出演。2017年には『第25回大韓民国文化芸能大賞』で映画部門女性優秀演技賞を受賞しました。
2025年現在、オ・ナラさんはさらに勢いを増しています。今年3月19日から放送されたシットコム『ヴィランの国』で主演を務め、K-おばさん姉妹の日常をユーモラスに描く役で話題に。下半期には新作『優しい男の物語』への出演も決定。
50歳とは思えない若々しい外見から「千年ズーム」と称される童顔ぶりで、SNSでも「20代に見える」と絶賛されています。インタビューでは「飽きられないよう、どんな役も歓迎します」と語るように、常に挑戦を続ける姿勢が彼女のキャリアを支えています。
オ・ナラさんのプロフィール
- 本名・芸名: オ・ナラ(本名と同じ)。「ナラ」は韓国語で「国」を意味し、父親が誕生時に喜びのあまり「ウリナラマンセ(我が国万歳)」と叫んだことに由来します。
- 生年月日: 1974年10月26日(2025年現在、50歳)。
- 出身地: 韓国・ソウル特別市。
- 身長・体重・血液型: 164cm、47kg、O型。
- 学歴: 京畿芸術高等学校(舞踊専攻)、慶熙大学校(舞踊学科)、壇國大学文化芸術大学院(ミュージカル科)。
- 所属事務所: ポパイエンターテインメント。
- 特技: 日本語堪能(劇団四季時代に習得)。舞踊とミュージカルのバックグラウンドから、歌とダンスも得意です。
- 性格: 明るくポジティブ。家族の影響でいつも笑顔を心がけ、インタビューで「気難しい性格を彼氏が丸くしてくれた」と語るように、親しみやすい人柄です。
- SNS: Instagramあり(@oh.nara)。日常のセルフィーや仕事の裏側を投稿し、ファンとの交流を大切にしています。
バラエティ出演歴から見るオ・ナラさんの魅力
オ・ナラさんのバラエティ出演歴は、彼女のユーモアセンスと親しみやすさを存分に発揮する場です。ミュージカルやドラマのシリアスなイメージとは一転、バラエティでは自虐ネタを交えたトークで笑いを誘います。特に、名前が日本語で「おなら」に似ていることをネタにし、「オナラさん」と呼ばれても笑顔で返す姿が愛されています。
メディアデビュー前の2006年から2010年頃まで、KBSの教養番組『TV幼稚園』にレギュラー出演。この番組で子供たちと触れ合う姿が好評を博し、女優としての知名度を上げました。教育的な内容ながら、オ・ナラさんの自然体なリアクションが視聴者を引きつけ、約4年間の出演となりました。
その後もバラエティに積極的で、MBCの人気バラエティ『私の家に今日も来て』ではゲストとして複数回登場。2010年代後半のエピソードでは、リュ・スンリョンさんらと元採石場の湖畔でボート遊びや夕食を楽しむ回に出演。バラエティが苦手と語るゲストをフォローする優しさや、おやじギャグに負けないジョークで場を盛り上げました。メンバーとのハイテンションなやり取りが、彼女のエネルギッシュさを象徴しています。
また、Super Juniorのヒチョルさん、ZE:Aのドンジュンさんらが出演する回では、75話・76話にゲスト参加。ペク・ジョンウォンさんやヤン・セヒョンさんとのトークで、日常のエピソードを披露し、視聴者から「ナラ姐さんの明るさが癒やし」との声が上がりました。
2025年現在も、ドラマの合間にバラエティ出演を続け、シットコム『ヴィランの国』のプロモーションでトーク番組に登場。インタビューでは「バラエティはリフレッシュになる」と語り、役者としての幅を広げています。これらの出演歴から、オ・ナラさんはただの女優ではなく、エンターテイナーとしても輝く存在です。
プライベートな趣味と素顔
オ・ナラさんのプライベートは、仕事の忙しさとは対照的に穏やかで温かなものです。家族思いの性格で、2歳下の弟さん(軽度の障害をお持ち)がいる家庭で育ち、幼少期から「家族を明るくする」ことを心がけてきました。インタビューで「特別裕福ではなかったけど、両親は自由に学ばせてくれた」と振り返るように、感謝の念が強いです。
趣味はシンプルで、最大の楽しみは長年の交際相手との会話です。2001年のミュージカル公演後の打ち上げで出会ったキム・ドフンさん(ミュージカル俳優出身の演技講師)と、22年以上にわたる関係を続けています。出会いは、オ・ナラさんが飲み過ぎて苦しむ中、優しく背中をさすってくれた優しさに惹かれたもの。携帯に彼を「チャムチベッサル(大トロ)」と登録し、彼からは「アダミ(人間)」と呼ばれるほど、甘いニックネームで呼び合う仲良しぶりです。
結婚については「好きだから付き合っている。無理に続けるものじゃない」との恋愛観を明かし、形式より実質を重視。STARNEWSのインタビューでは「彼に出会って人に親切にすることを学びました。オ・ナラという気難しい性格を丸くしてくれたことに感謝しています」と語り、ファンから「理想の関係」と称賛されました。日常では仕事終わりに電話し、「行くね」と伝えて会う瞬間が「ワクワクする」とのこと。コロナ禍でも休まず作品に出演する中、このパートナーが心の支えです。
その他の趣味として、SNSから散見されるのは美容と散歩。早朝の美容室訪問写真を投稿し、「メイク必要ですか?すでに輝いてる」とファンに褒められる美貌の秘訣は、ポジティブなマインドとシンプルなケアのようです。プライベートを大切にしつつ、時折の自虐トークで周囲を和ませるオ・ナラさんの素顔は、ますます魅力的です。
さいごに
オ・ナラさんの経歴とプロフィールを通じて、彼女の努力と明るさがもたらす輝きを実感しました。バラエティでの笑顔、プライベートの温かさ、そして2025年の新作での活躍が、私たちに元気を届けます。
これからもオ・ナラさんの挑戦を応援しましょう。きっと、次なるヒット作でまた驚かせてくれるはずです。

