羊文学のファンクラブ限定ライブ「猫が好き」が2026年1月7日と11日に開催され、そこで塩塚モエカさんがライブで昔の曲をあまり演奏しない理由について率直に語ったMCが、SNS上で大きな話題となっています。
普段の穏やかなイメージとは異なる熱い発言が飛び出し、ファンの間でさまざまな反応が広がりました。
本記事では、その「Spotifyで聴け」発言の詳細と背景、バンドの変化について、ライブ参加者の報告に基づいてまとめます。
この記事のまとめ
- 羊文学のファンクラブライブ「猫が好き」で、塩塚モエカさんが昔の曲をライブでやらない理由を強い口調で説明しました。
- 主な理由は「覚えていない」「生活がかかっている」「そんなに昔の曲がいいならSpotifyで鬼再生しろ」という現実的なものでした。
- 発言は普段のゆるやかなMCとは異なり、荒ぶった印象を与え、会場を震撼させました。
- 印税の話も出て、「more than words」以外の曲の再生数を増やしてほしいという呼びかけがありました。
- ファンの反応は賛否分かれ、失望する声とバンドの現在を支持する声が混在しています。
- バンドはメジャーデビュー以降、音楽性を変化させながら前進しており、この発言もその姿勢を反映したものです。
羊文学がライブで昔の曲をやらない理由とは?
羊文学のライブセットリストを見ると、特にメジャーデビュー後の公演では最新曲を中心に構成され、インディーズ時代の初期曲がほとんど演奏されない傾向があります。ファンの間では以前からこの点が議論されていましたが、2026年1月のファンクラブ限定ライブ「猫が好き」で、塩塚モエカさんがその理由を明確に語りました。
ライブ参加者の報告によると、塩塚さんは昔の曲を演奏しない理由として「覚えていない」とストレートに発言。また、「そんなに昔の曲がいいならSpotifyで鬼再生しろ」「こっちだって生活かかってんだ」と、生活面や印税の現実を強調しました。この発言は、バンドとして現在進行形の音楽を優先したいという姿勢と、プロとしての厳しさを表しています。
さらに、「more than words」などのヒット曲に比べて他の曲の再生数が少ないことに触れ、ファンのストリーミング行動を促す内容も含まれていました。これらは、バンドが経済的に安定して活動を続けるための本音として受け止められています。
「Spotifyで聴け」発言の全容
「猫が好き」ライブはZepp Shinjukuなどで開催されたファンクラブ会員限定の特別公演で、セットリストには一部昔の曲も含まれてファンを喜ばせました。しかし、MCが特に注目を集めました。
塩塚モエカさんは普段のインタビューで見せる穏やかなイメージとは異なり、この日は強い口調で語りました。参加者からは「荒ぶっていた」「バチバチに壊していく感じ」との表現が相次ぎ、以下のような発言が報告されています。
- 「羊文学だけど羊は好きじゃない」(バンド名に関するユーモアを交えつつ)
- 「昔の曲を覚えていない」
- 「そんなに昔の曲がいいならSpotifyで鬼再生しろ」
- 「こっちだって生活かかってんだ」
これらの言葉は、ファンからの昔の曲への期待に対する反論として、バンドの置かれた現実を共有する形でした。また、元ドラマーのフクダヒロアさんに関する温かな言及もあり、バンドの歴史を振り返る一面も見せました。全体として、感情が溢れる熱いMCだったようです。
ファンの反応まとめ
この発言を受け、SNSでは多様な反応が見られました。以下に主な声を分類します。
失望や複雑な気持ちを示す声
一部のファンは、理由が芸術的な美学ではなく現実的なものだったことに衝撃を受けています。
- 「美学があると思っていたのに、しょうもない理由で悲しい」
- 「プロ意識の問題? ワンマンなのに旧曲なしはキツい」
- 「昔の曲も今の曲も好きで、複雑な気持ちになった」
特に長年応援してきたファンは、インディーズ時代のシューゲイザー寄りのサウンドを懐かしむ意見が多く、バンドの変化とのギャップを感じる声が目立ちました。
支持や理解を示す声
一方で、バンドの姿勢を支持するファンもいます。
- 「今の羊文学も最高、変わらず応援」
- 「バンドは生き物、昔の方がいいと言うのは野暮」
- 「Punk Spiritを感じてカッコいい」
ライブ参加者からは、「演奏が最高だった」「本音を聞けてよかった」というポジティブな反応もあり、MCを通じてバンドのリアルを知れたことに感謝する声がありました。
両方の感情が入り混じる声
多くのファンが複雑な心境を吐露しています。
- 「昔の音が好きだったけど、今も好き」
- 「来てよかったけど、辛い部分もあった」
この出来事は、ファンとバンドの関係性を再考するきっかけとなっているようです。
バンドの変化を考察
羊文学は2017年の現体制移行後、メジャーデビューを果たし、アニメタイアップなどで幅広い支持を集めました。音楽性もインディーズ時代のオルタナティブ寄りから、ポップ要素を加えたものへ変化しています。
塩塚モエカさんは過去のインタビューで、音楽を長く続けるために表現を変えてきたと語っています。例えば、アルバム制作では新しい要素を取り入れ、ライブでは3人で再現可能な範囲を意識するなど、バンドとして進化を続けています。
今回の発言も、過去に縛られず「今」を届けたいというバンドの変化の表れです。セットリストが最新曲中心になるのは、現在の自分たちを表現するためであり、昔の曲は録音で楽しんでほしいというメッセージと言えます。
また、2025年末のフクダヒロアさんの脱退もバンドの転機となりましたが、塩塚さんと河西ゆりかさんの2人で活動を継続し、新たなステージへ進んでいます。このような変化をファンに受け入れてもらうための強い言葉だったのかもしれません。
さいごに
羊文学の「猫が好き」ライブは、音楽の楽しさとバンドのリアルな一面を同時に届けてくれた公演でした。
「Spotifyで聴け」発言は衝撃的でしたが、そこにはプロとしての本気とファンへの期待が込められています。
昔の曲は録音で、今の曲はライブで楽しむ──そんな選択肢があるのも、バンドの歴史が豊かだからこそです。
これからも羊文学の変化を見守りながら、好きな曲をたくさん再生して応援していきましょう。

