この記事では、俳優の岩城滉一さんが74歳で挑んだバイクレースでの転倒事故と骨折、そして妻・結城アンナさんに内緒で出場した末に掴んだ優勝までの経緯を詳しくお伝えします。
雨の中での壮絶な走りと、諦めない姿勢に多くの人が感動した出来事です。
この記事のまとめ
- 岩城滉一さんは2025年、筑波サーキットでのMCFAJクラブマンロードレースに妻に内緒で出場しました。
- 雨の悪条件の中、転倒して骨折する大けがを負いましたが、レースを完走して優勝を果たしました。
- YouTubeで公開された動画「岩城滉一 74歳の挑戦 〜優勝までの奇跡の軌跡〜」で一部始終が明かされ、視聴者から大きな反響を呼びました。
- 過去にもバイクレースで大腿骨骨折などの経験がありながら、70代で復帰・挑戦を続けています。
- 妻からは「下半身はオートバイでできている」と言われるほど、バイクへの愛着が深いです。
- この出来事は「こんな歳の取り方したい」と多くの人に勇気を与えました。
妻に内緒でバイクレースに出場した理由
岩城滉一さんは、長年バイクレースに情熱を注いできました。65歳で一度引退したものの、やめた途端に肺炎や大腿骨骨折などの体調不良に見舞われ、復帰を決意した経緯があります。2024年には73歳で8年ぶりにサーキット復帰を果たし、2025年にはさらに本格的な挑戦を続けました。
特に注目されたのは、結婚50年を迎えた妻・結城アンナさんに内緒でレースに出場した点です。2026年1月のテレビ朝日系『徹子の部屋』で明かされたところによると、夫婦は性格も価値観も正反対で、これまで何度も離婚を考えたことがあるそうです。
しかし、岩城さんは近年、銀座での飲み歩きをやめ、自宅で妻や愛犬と過ごす時間を大切にするようになりました。それでもバイクへの情熱は衰えず、妻に心配をかけたくない思いから内緒で出場を決めたようです。
このレースは筑波サーキットで行われた「MCFAJ クラブマンロードレース」で、岩城さんは愛車のハーレーダビッドソン(883cc)に乗り込みました。雨で路面が滑りやすい状況でしたが、危険を承知でスタートを切りました。
雨の中の転倒事故、何が起きたのか
レースは雨天で行われ、視界も悪く、路面は非常に滑りやすい状態でした。岩城さんは真剣な表情でスタートし、序盤は順調に走行を続けました。しかし、あるコーナーでバランスを崩し、激しく転倒してしまいました。
転倒の瞬間はYouTube動画で一部始終が公開されており、バイクが滑り、地面に叩きつけられる様子が映っています。この事故で岩城さんは骨折を含む大けがを負いました。
具体的な骨折箇所は公表されていませんが、激しい衝撃だったことは明らかです。普通ならここでリタイアするところですが、岩城さんはすぐに立ち上がり、再びバイクに跨がって走行を再開しました。
この諦めない姿勢が、多くの視聴者の心を打ちました。動画では、痛みを堪えながらも最後まで全力を尽くす姿が克明に記録されています。転倒後もポジションを落とさず、粘り強く走り続けた結果、見事優勝を飾りました。
優勝までの奇跡の軌跡とYouTube動画の内容
岩城さんは事故後、YouTubeチャンネルを更新し、「岩城滉一 74歳の挑戦 〜優勝までの奇跡の軌跡〜」というタイトルで動画を公開しました。この動画では、レース前の準備からスタート、転倒の瞬間、再スタート、そしてゴールまでの流れが詳細に描かれています。
動画内で岩城さんは、雨の危険性を認識しながらも「挑戦する」ことを選びました。転倒後の痛みは計り知れないものだったはずですが、「諦めない」という強い意志で完走。優勝の瞬間には、達成感と安堵が入り混じった表情が見て取れます。
この動画公開後、SNSでは「感動で涙が止まりません!」「カッコいいの集大成!」「男の中の男」といった声が相次ぎました。また、「普通なら守りに入るご高齢なのに骨折にものともせず挑戦し続ける凄まじさ素晴しい」「こんな、イカれてる”オヤジ”は今の日本に居ないってぐらい最高にやばい」「シンプルにカッコいい! こんな歳の取り方したい!」などのコメントが寄せられ、大きな反響を呼びました。
過去の骨折経験とバイクへの変わらぬ情熱
岩城滉一さんのバイク人生は長く、若い頃から暴走族のリーダーとして知られ、硬派バイクチーム「クールス」の副団長を務めていました。レース参戦歴も豊富で、鈴鹿8時間耐久ロードレースにチーム監督として出場した経験もあります。
過去には、65歳で引退した直後に大腿骨骨折を経験したほか、指のちぎれや足首の捻挫などの大けがも複数回ありました。それでも「レースのほうが安全」と語るほど、公道よりコントロールされたサーキットを好んでいます。2024年のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』では、大腿骨骨折を明かしつつ、「プロが集まるレースは変な事故が起きにくい」と説明していました。
また、妻・結城アンナさんからは「ダディはここから下はオートバイでできてるから、オートバイに乗ってるほうが安全かもしれない」と言われたエピソードもあります。岩城さんは「歩けなくなるまでオートバイに乗っていたい」と語り、一つのことに長く向き合う生き方を貫いています。
さいごに
岩城滉一さんの74歳での挑戦は、単なるレースの勝利以上の意味を持ちます。妻に内緒で挑み、骨折という大けがを負いながらも優勝を掴んだ姿は、多くの人に「年齢を言い訳にしない生き方」を教えてくれました。雨の中の転倒から立ち上がる姿は、まさに「奇跡の軌跡」そのものです。
これからも岩城さんは、バイクとともに人生を走り続けるでしょう。そんな姿勢に、私たちも勇気をもらえます。74歳の挑戦が、これからも続いていくことを心から応援しています。

