朝ドラ「ばけばけ」で錦織丈を演じる杉田雷麟は、若手俳優の中でも特に注目を集めている存在です。静かな佇まいの中に深い感情を宿す演技が魅力で、過去の受賞歴も輝かしいものがあります。この記事では、杉田雷麟のプロフィールや経歴、「ばけばけ」での錦織丈役の魅力、そして受賞歴を中心に詳しくお伝えします。
この記事のまとめ
- 杉田雷麟は2002年12月10日生まれ、栃木県出身の俳優で、14歳で芸能界デビューしました。
- 映画「半世界」での演技が高く評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞と第34回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞しています。
- NHK連続テレビ小説「ばけばけ」では錦織丈役を演じ、静かな演技で存在感を発揮しています。
- 錦織丈役は兄を尊敬する秀才の青年で、杉田雷麟の繊細な表現力が光る役どころです。
- 特技はボクシングやサッカー、日本舞踊で、多才な一面を持っています。
- 今後の活躍がますます期待される実力派俳優です。
杉田雷麟のプロフィール
- 氏名:杉田雷麟(すぎた らいる)
- 生年月日:2002年12月10日(23歳)
- 出身地:栃木県
- 身長:173cm
- 所属事務所:アレ
- 特技:ボクシング、サッカー、日本舞踊(藤間流)
- 趣味:ボクシング
杉田雷麟は本名で活動しており、幼少期からサッカーに打ち込んでいましたが、中学時代にプロへの道が厳しいと感じ、俳優の道を選びました。14歳で現在の事務所のアレのオーディションを受け、合格して芸能界入りしています。
杉田雷麟の経歴
杉田雷麟の芸能活動は2017年から本格的にスタートしました。14歳の時に事務所のオーディションに合格し、同年頃にCMでデビューを果たしています。2017年8月には琉球伴走法のCMに出演し、俳優としての第一歩を踏み出しました。
2018年にはテレビドラマ「イノセント・デイズ」(WOWOW)で俳優活動を始め、同年のスペシャルドラマ「Aではない君と」(テレビ東京)では子役オーディションを勝ち抜き、佐藤浩市演じる主人公の息子役に抜擢されました。この役で注目を集め、佐藤浩市から「この世界で食っていくのか」と聞かれ、「はい」と即答したエピソードが有名です。
2019年は転機の年となりました。映画「半世界」(阪本順治監督)で稲垣吾郎演じる主人公の息子・明を演じ、思春期の複雑な心情を自然体で表現しました。この演技が絶賛され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞と第34回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞しています。派手な演技ではなく、目や佇まいだけで感情を伝えるスタイルが評価されました。
その後も映画「長いお別れ」(2019年)、「罪の声」(2020年)、「福田村事件」(2023年)など話題作に次々と出演。2025年には映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」で主演を務め、トラウマを抱える青年を繊細に演じました。また、NHK連続テレビ小説「エール」(2020年度前期)にも出演しており、朝ドラ経験もあります。
2026年にはNHKドラマ「豊臣兄弟!」にもゲスト出演するなど、着実にキャリアを積み重ねています。映画だけでなくドラマや短編作品でも活躍の場を広げており、監督業にも興味を持っていると語っています。
「ばけばけ」錦織丈役の魅力
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」では、錦織丈を演じています。丈は英語教師・錦織友一(吉沢亮)の弟で、松江随一の秀才と称される兄を尊敬し、その背中を追う真っ直ぐな青年です。ヘブン(トミー・バストウ)の教え子として登場し、熊本編では松野家に居候しながら物語に深く関わっていきます。
杉田雷麟の演技の魅力は、何と言っても「静」の表現力です。派手な動きや大きな声ではなく、視線や微妙な表情の変化で内面的な葛藤や優しさを伝えます。Real Soundの記事では、「“静”の演技に秘めた役者としての“凄み”」と評されており、兄・友一との遺伝子を感じさせるような独特の空気感が話題となっています。制作統括からも「杉田さんならではの独特の温度感をまとったお芝居は、兄を演じる吉沢さんと通じるものがあります」と信頼を寄せられています。
丈はエリート校の生徒という意外なキャラクターですが、杉田雷麟本人はインタビューで「最初に台本を読んだとき、自分にとっては少し意外なキャラクターだと感じました。でもだからこそ、この『エリート』という役に挑戦できることにワクワクしています」と語っています。普段の役柄とは異なる真っ直ぐさを見せつつ、持ち前の繊細さを活かした演技が視聴者の心を掴んでいます。熊本編での松野家との交流シーンでは、クマ(夏目透羽)との自然なやり取りも好評で、新たな恋の予感を感じさせる展開も魅力です。
過去の受賞歴
杉田雷麟の代表的な受賞歴は、映画「半世界」でのものです。
- 第41回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(2019年度、『半世界』)
- 第34回高崎映画祭 最優秀新進男優賞(2020年度、『半世界』)
これらの賞はデビューからわずか数年での快挙で、若手俳優として一気に注目を集めました。特に「半世界」では、寡黙ながらも内なる葛藤を表現した演技が高く評価されています。以降も主演作や話題作への出演が続き、実力を証明し続けています。
さいごに
杉田雷麟は、静かな存在感で観る者を引き込む稀有な俳優です。「ばけばけ」の錦織丈役では、その魅力が存分に発揮されており、朝ドラを通じてさらに多くのファンを獲得しています。過去の受賞歴が示すように、すでに高い評価を得ている一方で、まだまだ伸びしろを感じさせる若さがあります。今後の映画やドラマでの活躍がますます楽しみです。杉田雷麟のこれからの歩みに、ぜひ注目してください。

