2025年6月18日、れいわ新選組が参議院選挙の比例代表候補として声優の岡本麻弥さんを発表し、大きな話題となりました。
『機動戦士Zガンダム』のエマ・シーン役で知られる岡本麻弥さんは、40年にわたる声優キャリアを持ち、近年はインボイス制度反対運動にも積極的に取り組んできました。
この記事では、岡本麻弥さんの経歴とプロフィールを紹介し、声優としての軌跡やインボイス反対活動から、れいわ新選組での参院選出馬に至った理由を、事実に基づいて解説します。
- 岡本麻弥さんの経歴:1980年代から声優として活躍し、『機動戦士Zガンダム』のエマ・シーン役や『サクラ大戦2』のソレッタ・織姫役などで知られる。海外留学や病気療養を経て社会活動にも参加。
- 岡本麻弥さんのプロフィール:1967年2月3日生まれ、東京都新宿区出身、身長160cm、血液型B型。
- インボイス反対活動:インボイス制度が日本のポップカルチャーや中小事業者に悪影響を及ぼすとして、財務省前デモや団体設立に尽力。
- 参院選出馬の理由:インボイス制度廃止や消費税廃止を掲げるれいわ新選組の理念に共鳴し、2025年参院選比例代表(全国区)第3政策委員として出馬。
- SNSの反応:Xで「エマ・シーンが戦う」とファンから熱い支持。一部で「れいわローテーション」への懸念も。
岡本麻弥の経歴
岡本麻弥さんは、1980年代から声優として第一線で活躍してきました。
中学生の頃、声優の古谷徹さんのファンだったことがきっかけで声優の仕事に興味を持ち、キャリアをスタート。
代表作には『機動戦士Zガンダム』(1985年~1986年、エマ・シーン役)、『サクラ大戦2 君、死にたもうことなかれ』(1998年、ソレッタ・織姫役)、『メイプルタウン物語』(1986年、パティ役)、『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』(1992年、ジャッキー役)などがあります。
また、ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズや『スーパーロボット大戦』シリーズでもエマ・シーン役を務め、ガンダムファンに広く知られています。
声優業以外にも、舞台女優や吹き替え、歌手として活動。
海外での留学経験があり、一時期は日本を離れて表現者としての視野を広げました。病気療養の時期を経て日本での活動を再開し、近年は表現者の権利を守る社会活動にも力を入れています。
特に、インボイス制度反対運動では、財務省前でのデモや「品川フリーランスの会」などの活動を通じて、制度の影響を受けるフリーランスや中小事業者の声を代弁してきました。

岡本麻弥のプロフィール

- 氏名:岡本麻弥(おかもと・まや)
- 生年月日:1967年2月3日
- 出身地:東京都新宿区上落合
- 身長:160cm
- 血液型:B型
- 星座:みずがめ座
- 職業:声優、女優、歌手
- 主な出演作:『機動戦士Zガンダム』(エマ・シーン役)、『サクラ大戦2』(ソレッタ・織姫役)、『メイプルタウン物語』(パティ役)、『機動戦艦ナデシコ』(遥ミナト役)、『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』(ジャッキー役)

エマ・シーン役と声優40年の軌跡
岡本麻弥さんの声優キャリアは40年以上に及び、特に『機動戦士Zガンダム』のエマ・シーン役で広く知られています。
エマ・シーンは、ティターンズからエゥーゴに寝返る女性パイロットで、冷静かつ正義感の強いキャラクターとしてガンダムファンに愛されています。
岡本麻弥さんの「甘い声質」と表現力は、エマの魅力を引き立て、2005年~2006年の劇場版『機動戦士Zガンダム A New Translation』でも再び同役を演じました。
そのほか、『サクラ大戦2』のソレッタ・織姫役や『機動戦艦ナデシコ』の遥ミナト役など、幅広いジャンルで活躍。
Xでは、ガンダムファンが「エマ・シーンがれいわ新選組と一緒に戦ってくれるなんて最高」と盛り上がり、彼女の声優としての影響力が改めて注目されています。
海外留学や病気療養を乗り越えた経験は、彼女の表現者としての深みを増し、社会活動への情熱にもつながっています。

インボイス反対活動とれいわ新選組への参加
岡本麻弥さんは、インボイス制度が日本のポップカルチャーや中小事業者に悪影響を及ぼすとして、反対運動に積極的に参加してきました。
2023年には財務省前でのデモに登壇し、ファンから握手を求められる中でも神対応を見せたと話題に。
Xの投稿では、「インボイス反対を声優界イチ訴えてこられた方」と高く評価されています。
彼女は「品川フリーランスの会」など、インボイス反対を訴える団体の設立にも関わり、フリーランスの声優やクリエイターの権利を守る活動を展開。
れいわ新選組への参加は、インボイス制度廃止や消費税廃止を掲げる同党の理念に共鳴したことが背景にあります。
2025年6月11日、れいわ新選組は岡本麻弥さんを参院選比例代表(全国区)第3政策委員として公認。
彼女は「40年間、声優として生きてきました。インボイスは日本のポップカルチャーの土壌を壊すだけでなく、農業、建築などインフラを支える事業者をはじめ多くの人に影響します」と述べ、制度廃止への強い決意を示しています。

参院選出馬の理由
岡本麻弥さんがれいわ新選組から2025年参議院選挙に出馬する理由は、インボイス制度や消費税の廃止を通じて、フリーランスや中小事業者の生活を守りたいという強い信念にあります。
れいわ新選組の基本政策である「消費税廃止」「インボイス廃止」に賛同し、自身の声優としての経験や社会活動を通じて感じた課題を政治の場で解決しようと決意したとされています。
Xでは、声優の甲斐田裕子さんが応援メッセージを寄せるなど、業界内での支持も見られます。
しかし、一部で「れいわローテーション(当選後の議席交代制度)」への懸念や、インボイス反対運動に対する批判(「税金を納めないのは不当」との声)も存在。
それでも、岡本麻弥さんの「声優を頑張ってきたからこそ、このために戦うのかもしれない」という言葉は、彼女の使命感を象徴しています。

インタビューの引用
現時点で、岡本麻弥さん本人による2025年参院選出馬に関する直接のインタビュー記事は見つかりませんでした。
ただし、2023年12月4日のX投稿で、よろず~ニュースの記事が引用され、彼女がインボイス反対について語った内容が紹介されています:
「このために、声優を頑張ってきたのかもしれない」(岡本麻弥さん、よろず~ニュース、2023年12月4日)
また、れいわ新選組の公式サイトでは、彼女の出馬表明に伴うコメントが掲載されています:
「40年間、声優として生きてきました。インボイスは日本のポップカルチャーの土壌を壊すだけでなく、農業、建築などインフラを支える事業者をはじめ多くの人に影響します」(岡本麻弥さん、れいわ新選組公式サイト、2025年6月18日)

さいごに
岡本麻弥さんの経歴は、40年にわたる声優としての輝かしいキャリアと、海外留学や病気療養を乗り越えた強さが際立っています。
『機動戦士Zガンダム』のエマ・シーン役をはじめ、数々の作品で愛されてきた彼女が、インボイス反対運動を通じてれいわ新選組での参院選出馬に踏み切った背景には、表現者や中小事業者の未来を守りたいという熱い想いがあります。
プロフィールからは、東京都出身の58歳、声優・女優・歌手としての多才な一面が伺えます。
Xでのファンからの熱い支持や一部の批判も含め、彼女の挑戦は大きな注目を集めています。
今後の選挙活動や政策発信を通じて、岡本麻弥さんがどのような声を届けるのか、期待が高まります。
