江口寿史のトレースは本当に問題ある?古塔つみ事件の再来?SNS写真無断使用のグレーゾーンを徹底検証

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SNSの普及により、クリエイターの作品が瞬時に共有され、検証される時代になりました。著名漫画家・江口寿史さんが手がけた広告イラストが、Instagram上の写真を無断で参考にしたとして議論を呼んでいます。

この問題は、単なる技術論を超え、倫理や権利の観点から注目を集め、過去の古塔つみさんの炎上事件との類似も指摘されています。本記事では、事実に基づき事件の詳細を振り返り、トレースの是非やグレーゾーンを検証します。

この記事のまとめ

  • 江口寿史さんのトレースは、無断商用利用と過去発言の矛盾から問題視され、事後対応の薄さが炎上を助長。
  • 古塔つみさんの事件と類似し、商業作品での無断参考手法が業界の信頼低下を懸念。
  • SNS写真無断使用は肖像権侵害のリスクが高く、トレースの度合いと事前同意の欠如が問題の核心。
  • インタビュー引用から、トレースの肯定的見解が文脈次第で批判を招き、倫理意識向上が求められる。

江口寿史さんのトレースは本当に問題ある?

江口寿史さんが2025年10月18日・19日にルミネ荻窪で開催される「中央線文化祭2025」のメインビジュアルとして制作した女性の横顔イラストが、Instagram上で文筆家・モデルとして活動する金井球さんの投稿写真を参考にしたものだと指摘されました。

江口寿史さんは自身のXで、「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いたものですが、ご本人から連絡があり…承諾を得ました」と説明。事後的に金井球さんに連絡を取り、使用料の支払いやクレジットの記載、ほくろの加筆などで解決したと述べています。しかし、ルミネ荻窪側は「制作過程に問題があった」としてイラストを一時撤去し、謝罪を発表しました。

「本当に問題ある?」との問いに答えるなら、技術的なトレースはイラスト制作で一般的ですが、問題は事前許可の欠如にあります。金井球さんがルミネに問い合わせたことが発覚のきっかけで、江口寿史さんの投稿での「かわいい横顔を参考にした」との表現が、謝罪のニュアンス不足として批判を増幅。「プロとして事前許可を取るべき」「無断商用利用は肖像権侵害の疑い」との声がSNSで広がり、炎上状態となりました。

さらに、江口寿史さんの過去発言との矛盾が注目されています。2011年のX投稿では、上條淳士さんの背景トレースを「写真そのものじゃない。漫画だ」と擁護し、松本大洋さんの作品も「漫画そのもの」と評価。2020年の対談(illustration-mag)では、サヌキナオヤさんとの会話で「トレースってセンスと技術の差がすごく出る作業」と語り、「世に言われるようなトレースする罪悪感はありません」と肯定的な姿勢を示しました。

しかし、2022年の古塔つみさんのトレース炎上時には「無邪気にやってるんだと思う」と批判的ニュアンスを示しており、このギャップが「ブーメラン」として批判されています。トレースは「問題ある」ケースとして、無断使用の権利侵害と、発言の不整合が挙げられます。

インタビューからの引用:トレースの是非を考える

2020年の対談(illustration-mag)で、江口寿史さんは「撮影した写真をトレースして下描きを作ることも多い」と明かし、トレースを創作ツールとして肯定的に位置づけています。しかし、今回の事件では、SNS写真の無断使用が問題となり、インタビューの文脈を超えた批判を招きました。

2021年の集英社インターナショナル対談では、「パクリ」と「模倣」を分かつものとして、「SNSで発信できて、まぐれで話題になる」と述べ、ネット上の画像を「みんなフリーだと思ってる節がある」と意識の低さを指摘。この発言が自身の行動と矛盾し、トレースの「問題ある」側面を強調する材料となっています。

古塔つみ事件の再来?

古塔つみさんの2022年のトレース炎上は、イラストレーターとして広告や音楽ジャケットで活躍していた作品が、写真のトレースや加工だったと発覚した事件です。Youtuberの動画で指摘され、性別を偽って未成年女性から画像を集めていた疑惑も浮上し、活動休止に至りました。古塔つみさんは江口寿史さんを「師匠」と呼び、影響を受けた作家として挙げていましたが、江口寿史さんは2021年のXで「師匠と言われるような関係じゃない」と距離を置いていました。

江口寿史さんの事件が「古塔つみ事件の再来」と言われるのは、商業作品で他人の写真を無断参考にした点が類似するためです。古塔つみさんの場合、トレースの度合いが「芸術的実力の欠如」と評価され、信頼を失いました。江口寿史さんのケースも、過去作品のトレース疑惑が続々と発掘され、「第二の古塔つみ」との声が。2021年の吉祥寺壁画イベントでの共演エピソードが再注目され、画風の類似がトレース手法の共通性を示唆しています。ただし、古塔つみさんの事件は性別詐称などの追加疑惑が深刻だったのに対し、江口寿史さんの事件は主に無断使用に集中。両事件は、SNS時代の画像共有の容易さが、クリエイターの権利意識の低さを露呈しています。

SNS写真無断使用のグレーゾーンを徹底検証

SNS写真の無断使用は、法的・倫理的にグレーゾーンです。法的に、個人写真の商用利用には事前同意が必須で、無断使用は肖像権やプライバシー侵害の疑いがあります。江口寿史さんの事後承諾での解決も、公開前の確認不足は信頼を損ないます。金井球さんがモデルとして自身のイメージの無断使用に不快感を表明したように、権利主張が重要です。

倫理的には、トレースの度合いが問題。参考として着想を得るのは許容されますが、特徴の忠実再現は「盗用」に近づきます。江口寿史さんのイラストは横顔の特徴が極めて類似し、「顔面トレース」と批判されました。2021年の対談で江口寿史さんが「みんなフリーだと思ってる」と指摘した意識の低さが、今回の事件で証明されました。古塔つみさんの事件でも、画像収集方法が問題視され、業界のガイドライン強化を促しました。グレーゾーンを避けるには、モデル契約やパブリックドメインの活用が有効です。

さいごに

江口寿史さんのトレース問題は、創作の自由と権利のバランスを問い直す事件です。古塔つみさんの事件との比較から、SNS時代に求められる倫理意識の重要性が浮き彫りになりました。透明な制作プロセスが、業界の信頼と未来を支えることを願います。

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