近年、TAKUYAがバンコクに移住したというニュースが話題になりました。日本を離れ、アジアの活気ある環境を選んだ背景には、彼自身の人生の変化や健康面の出来事があります。この記事では、JUDY AND MARYの再結成がなぜ実現しないのかを中心に、TAKUYAの現在の生活と、バンド時代に生まれた名曲「Over Drive」や「クラシック」の魅力を振り返ります。過去のインタビューや最近の取材から、事実に基づいた内容をお届けします。
この記事のまとめ
- JUDY AND MARYの再結成は、TAKUYA自身が望んでおらず、メンバー間の状況や過去の関係から実現しにくい。
- TAKUYAはバンコク移住で「日本が失ってしまった明るいワクワク感」を感じ、心身をリフレッシュしている。
- 健康問題(不整脈の手術)を経て、台北からバンコクへ移り、セミリタイア気分で新曲制作に取り組んでいる。
- 「Over Drive」はエネルギッシュなギターリフが特徴の代表曲で、ライブでの盛り上がりが伝説的。
- 「クラシック」はポップでキャッチーなメロディーが魅力の名曲で、バンドの多様な音楽性を示す。
- 解散から20年以上経った今も、ファンに愛されるジュディマリの輝きは変わらない。
JUDY AND MARY再結成が実現しない主な理由
JUDY AND MARYは2001年に解散してから、ファンから再結成を望む声が絶えません。しかし、TAKUYAは過去のインタビューで明確に再結成を否定しています。例えば、2019年の報道に対して、TAKUYAは自身のX(旧Twitter)で「再結成僕は望んでないし、www 根本的にwww 全部くだらないです」と強く否定しました。この発言は、当時の週刊誌が元メンバー3人が再結成を望んでいると報じたことに対する反応でした。
さらに、2016年のインタビューでは、再結成を望む声に対して「『あの時のようにはならないよ』というのが年々、強く言えるようになった」と語っています。プロデューサーの佐久間正英氏の存在が大きかったことを挙げ、「佐久間さんいないと、よりイメージがわかなくなったかなあ」と述べ、バンドの化学反応が再現しにくい理由を説明しています。佐久間氏は解散後もTAKUYAにとって重要な師弟関係でしたが、その不在が再結成のハードルを高くしているようです。
また、2019年のトークイベントでは、TAKUYAが「もう無理だと思いますね……。トシだから。昔のビデオを見て、もう走れないもんって思った(笑)」と年齢的な限界を笑いながら語っています。身体的なパフォーマンスの変化を認めつつ、過去の輝きを尊重する姿勢が見えます。YUKIとの関係についても、元メンバー側から「会うことすらできない」という壁があると指摘されましたが、TAKUYAは再結成を積極的に望んでいない立場を一貫して示しています。
2024年の発言でも、オアシスの再結成について触れながら「仲悪い=再結成しないではない」と一般論を述べつつ、自身のバンドについてはフラグを立てないよう明確に否定しています。これらの発言から、再結成はTAKUYAの意思として実現しない方向であることがわかります。
TAKUYAのバンコク移住とその背景
最近のサンケイスポーツの独占インタビュー(2026年2月配信)で、TAKUYAは昨秋からタイ・バンコクに移住していることを明かしました。2023年から台北に拠点を置いていましたが、昨年3月に友人とバンコクを旅行した際、「驚くほど都会になっていて、これは住めるかもと思った」と直感で決めました。
彼は「日本が失ってしまった明るいワクワク感もある」と、アジアの進化するエネルギーに魅了されたと語っています。バンコクの都会的なカオスと活気が、心を刺激しているようです。現在は「セミリタイア気分」で、心身ともにリフレッシュした状態です。
健康面では、2024年に健康診断で不整脈が発覚し、心臓の手術を受けました。台北の医師が処方した漢方薬で血液検査が「オールA」になり、バンコクでも継続中です。体調が悪かった時期に台北で「1カ月に50曲ぐらい作ったのかな」と振り返り、川に向かって歌の練習をしていたエピソードも披露しています。今後は年内に新曲のレコーディングを目指しており、「TAKUYA and the Cloud Collectors」以来7年ぶりの新アルバムに意欲を見せています。
この移住は、ジュディマリ時代とは異なる新しい創作環境を求めている証拠です。日本での重い空気から離れ、ワクワク感を取り戻す選択が、再結成への興味をさらに薄れさせているのかもしれません。
ジュディマリ時代作曲の名曲「Over Drive」の伝説
TAKUYAが作曲した「Over Drive」は、1997年にリリースされたシングルで、バンドの代表曲の一つです。疾走感あふれるギターリフとYUKIの力強いボーカルが融合し、ライブでは観客を一気に熱狂させるナンバーでした。特に、ラストツアー「WARP TOUR」の東京ドーム公演では、イントロでTAKUYAが金髪を振り乱しながらギターをかき鳴らすシーンが、今もファンの間で語り継がれています。
あの時代のエネルギーは、メンバー全員が全力でぶつかり合った結果生まれたものでした。TAKUYAのギターテクニックが存分に発揮され、ロックの楽しさを体現した曲です。再結成が難しい今も、この曲を聴くと当時の興奮が蘇ります。
「クラシック」の魅力とバンドの多様性
もう一つの名曲「クラシック」は、ポップでキャッチーなメロディーが特徴です。TAKUYAの作曲によるこの曲は、ジュディマリの明るくポジティブな側面を象徴しています。日常をクラシック音楽風に描いた歌詞と、軽快なリズムが融合し、幅広い層に愛されました。
バンドの多様な音楽性は、TAKUYAの作曲センスによるところが大きく、「Over Drive」のロック色と「クラシック」のポップさが共存していました。これらの曲は、解散後もライブで演奏されることがあり、TAKUYAのソロ活動でもファンに届けられています。
さいごに
JUDY AND MARYの再結成は、TAKUYAの明確な否定とメンバー間の状況から、現実的に難しいと言わざるを得ません。しかし、バンコクでの新生活を通じて、彼は新たなワクワクを見つけ、創作意欲を保っています。「Over Drive」や「クラシック」などの名曲は、永遠に伝説として残り続けます。TAKUYAのこれからの活動が、どんな音楽を生み出すのか、楽しみに待ちたいと思います。過去の輝きを胸に、前を向いて進む姿に、心からエールを送ります。

