2025年9月7日から8日にかけての皆既月食は、神秘的な天体ショーとして多くの人を魅了しました。
月の「欠けてる瞬間」をスマホで撮影した方も多かったのではないでしょうか。
しかし、スマホのカメラには暗い環境での撮影に限界があります。
この記事では、実際に撮影したユーザーの声や専門家のアドバイスを基に、スマホ撮影の限界と今後の天体イベントで活用できるテクニックを解説します。
次回の天体観測に向けて、役立つ情報をまとめました。
この記事のまとめ
- 2025年皆既月食のスマホ撮影では、光量不足やノイズが課題だった。
- 三脚やマニュアル設定を活用したユーザーは、鮮明な写真を撮影できた。
- テレコンバーターレンズや編集アプリが、画質向上に効果的だった。
- Xの投稿やインタビューから、実際の撮影体験やプロのアドバイスを紹介。
- 次回の天体イベントでより良い写真を撮るための準備方法も解説。
スマホのカメラで皆既月食の欠けてる瞬間はどこまで撮れた?
2025年9月7日の皆既月食は、日本全国で観測可能でした。
多くの人がスマホで月の「欠けてる瞬間」を撮影しましたが、結果はまちまちだったようです。
Xの投稿を見ると、鮮明な写真をアップした人もいれば、ノイズやぼやけに悩んだ人もいました。
天文写真家の山崎明さんは、「スマホは低光量下でのノイズが課題。設定の工夫が結果を左右します」と語っています。
平原綾香さんもXで、「露出を抑えるのがコツ」と撮影のポイントをシェアしていました。
これらの声から、スマホ撮影の成功には適切な準備と技術が必要だったことが分かります。
スマホ撮影の具体的な限界
2025年の皆既月食を撮影したユーザーの声から、スマホカメラの限界が明らかになりました。
まず、センサーサイズの小ささが影響しました。
皆既月食の暗い赤銅色の月は光量が少なく、ノイズの多い画像になりがちでした。
次に、オートフォーカスの弱さが問題でした。
月の輪郭や欠けてる部分のコントラストが弱く、ぼやけた写真になってしまったケースも多かったようです。
さらに、デジタルズームによる画質劣化も課題でした。
Xで「ズームしたら画質がガタ落ち」と嘆く声も見られました。
限界を超えた撮影テクニック
それでも、工夫を凝らしたユーザーは美しい写真を撮影できました。
以下に、成功したテクニックを紹介します。
三脚で安定性を確保
手ブレはスマホ撮影の大敵です。
三脚を使ったユーザーは、長時間露光でもブレずに撮影できました。
天文楽者のRYOさんは、「三脚のおかげでブレずに月を捉えられた」と投稿しています。
100円ショップのスマホホルダーでも十分な効果を発揮した例も見られました。
マニュアルモードで最適化
マニュアルモードを活用したユーザーは、ISO感度を100〜200、シャッタースピードを2〜5秒に設定することで、ノイズを抑えた写真を撮影できました。
平原綾香さんがシェアした「ビデオモードで4K 30を選び、露出を抑える」方法も効果的でした。
ビデオから静止画を切り出すことで、鮮明な画像を得たユーザーもいました。
テレコンバーターレンズの活用
テレコンバーターレンズを使ったユーザーは、デジタルズームの画質劣化を軽減できました。
月のクレーターや欠けてる部分のディテールが、より鮮明に捉えられた例も報告されています。
価格は1,000円程度から購入可能で、手軽に試せるアイテムとして人気でした。
編集アプリで仕上げる
撮影後の編集も重要なポイントでした。
LightroomやSnapseedを使って、明るさやコントラストを調整したユーザーは、月の赤みを強調した美しい写真に仕上げていました。
特に、色温度の微調整が、皆既月食の神秘的な雰囲気を引き立てる鍵だったようです。
次回の天体イベントに向けた準備
2025年の皆既月食は終わりましたが、次回の天体イベントに備えるための準備を今から始めましょう。
光害の少ない場所を選ぶことが重要です。
都市部の光は月の美しさを損なうため、郊外や山間部での撮影がおすすめです。
また、バッテリー切れを防ぐためにモバイルバッテリーを用意しましょう。
寒い夜の観測では、防寒対策も忘れずに。
次回の月食は2026年3月3日に部分月食が予定されています(国立天文台発表)。
この機会に、今回の経験を活かしてさらに良い写真を目指してください。
さいごに
2025年の皆既月食は、スマホでも素晴らしい写真を残せる貴重な機会でした。
限界はありましたが、三脚やマニュアル設定、編集アプリを活用したユーザーは、感動的な「欠けてる瞬間」を捉えられました。
Xでのユーザー投稿や専門家のアドバイスを参考に、次回の天体イベントではさらにクオリティの高い写真に挑戦してみてください。
夜空の美しさを自分のスマホで切り取る喜びを、これからも楽しんでくださいね。

