サンデージャポンは、TBS系列で2001年から続く長寿の情報・ワイドショー番組です。この番組では、爆笑問題さんをMCに迎え、個性的なコメンテーターの方々とともに、ニュースや芸能トピックを扱っています。特に、進行アシスタントとして出演したTBSの女性アナウンサーたちは、番組の明るい雰囲気の中で活躍してきました。しかし、歴代のアシスタントを務めた方々の多くが、TBSを退社しているという事実があります。2025年12月現在、8代目まで務めたアシスタントのうち、全員が退社しています。この記事では、そんなサンデージャポン出演の元TBSアナウンサーたちの退社理由と、そこに見られる共通点を、事実に基づいて整理します。読者の皆さんが気になる背景を、丁寧に紐解いていきます。
この記事のまとめ
- サンデージャポンの歴代アシスタントは8代で、全員がTBSを退社している。
- 退社理由の主なものは、フリー転身による活動拡大、結婚・出産、海外移住、妊娠による体調管理の必要性など。
- 共通点として、番組出演を通じて得た知名度が、独立後の活躍の基盤となっている。
- インタビューでは、田中みな実さんや宇垣美里さんらが、番組経験を「育ててくれた」と感謝を述べている。
- 番組の特性として、タレント的な役割が強いため、ネームバリュー向上の機会が多い。
サンデージャポン出演の元TBSアナウンサーたちの退社理由
サンデージャポンの進行アシスタントは、番組の顔として重要な役割を担います。MCの爆笑問題さんやコメンテーターの方々とのやり取りの中で、進行だけでなく、時にはユーモアを交えた対応が求められます。このポジションで活躍したアナウンサーさんたちは、退社に至った理由がそれぞれ異なりますが、すべて事実に基づいたものです。以下に、歴代の方々を順に紹介します。
初代:小倉弘子さん(2001年~2004年頃)
小倉弘子さんは、前番組からの流れでサンデージャポンの初代アシスタントを務めました。2024年末にTBSを退社しています。退社理由は、50歳の節目を迎え、人生100年時代を見据えたキャリアの見直しです。退社後、さまざまなメディアで活躍を続けています。番組出演を通じて培った経験が、独立後の基盤となったようです。
2代目:海保知里さん(2004年~2005年)
海保知里さんは、2004年秋の人事異動により、はなまるマーケットの担当になるため番組を卒業しました。2007年に結婚し、アメリカへの移住を機にTBSを事実上退社しています。退社理由は、結婚と海外生活の両立です。現在も、時折メディアに登場するなど、穏やかな活動を続けています。
3代目:竹内香苗さん(2005年)

竹内香苗さんは、約9か月間の出演後、2005年6月に降板しました。2012年3月に結婚を報告し、海外勤務の夫に同行するため、同年中にTBSを退社しています。退社理由は、結婚と海外移住です。退社後、ホリプロに所属し、2020年にはSBIホールディングスの独立社外取締役に就任するなど、多角的な活動を展開しています。
4代目:青木裕子さん(2005年~2012年)
青木裕子さんは、歴代最長の約7年6か月間、番組を支えました。2012年12月にTBSを退社しています。退社理由は、フリーアナウンサーへの転身です。番組内で度々退社報道がありましたが、最終的に独立を選択しました。退社後、子育てをしながらメディア出演を続けています。
5代目:田中みな実さん(2012年~2014年)
田中みな実さんは、2010年からリポーターとしても出演し、2012年からアシスタントを務めました。2014年9月にTBSを退社しています。退社理由は、フリーアナウンサーへの転身です。ブログで「職場を離れるのは寂しい」と述べ、自身のキャリア拡大を望んだことがわかります。退社後、女優業やラジオパーソナリティとして幅広く活躍しています。
田中みな実さんの退社に関するインタビューでは、2021年のサンデージャポン21周年記念でVTR出演し、「サンジャポに育てていただいたおかげ、私は今、こうやって活動できてるんだなって思ってます」と語っています。また、2021年10月の出演時、「基本的には黒歴史だと思うんですけど、いい思い出」と振り返り、番組の厳しさと感謝を率直に述べています。
6代目:吉田明世さん(2014年~2017年)
吉田明世さんは、2014年10月からアシスタントを務め、2017年12月に卒業しました。退社理由は、妊娠による体調管理と出産です。番組放送中に体調を崩すことが続き、産休を経て2019年にTBSを退社しています。現在は、アミューズ所属のフリーアナウンサーとして、子育てをしながらラジオや配信番組に出演しています。
7代目:山本里菜さん(2018年~2022年)
山本里菜さんは、2018年1月からアシスタントを務め、2022年3月に卒業しました。2023年10月にTBSを退社しています。退社理由は、フリーアナウンサーへの転身です。2022年の結婚報告後、活動の幅を広げるために独立を選択しました。2023年のインタビューでは、「さまざまなチャレンジを通じて、自分の新たな一面を皆さんへお見せできるようになりたい」と述べ、番組経験の影響を語っています。現在は、TOKYO FMやJ SPORTSなどで活躍中です。
8代目:良原安美さん(2022年~2025年)
良原安美さんは、2022年4月からアシスタントを務め、2025年9月28日に卒業しました。2025年12月5日、自身のSNSとラジオで2026年1月のTBS退社を発表しています。退社理由は、自らのキャリアと向き合い、新たな挑戦を望んだことです。Instagramでは、「自らのキャリアと向き合い、新しい道を歩みたい」と述べています。退社後、フリーとして活動する予定です。
これらの退社理由を見ると、個別の事情が絡みつつ、共通する流れが見えてきます。次に、その共通点を詳しく見ていきましょう。
退社の共通点:番組経験がもたらした知名度とキャリアシフト
サンデージャポン出演の元TBSアナウンサーたちの退社には、いくつかの共通点があります。まず、番組の特性として、アシスタントは単なる進行役ではなく、タレント的なキャラクターが求められます。芸能評論家の宝泉薫さんは、「歴代の特長を見ていくと、“アイドル性&いじられ系”というキーワードが浮かぶ」と指摘しています。地味より派手、可愛い系でいじられやすいタイプが選ばれやすいため、番組を通じて視聴者の注目を集め、ネームバリューが急速に上がります。
芸能リポーターの城下尊之さんは、「TBSでは女子アナがタレント的な扱いを受け、一定の年齢でピークが過ぎたと見なされがち。それまでにネームバリューを上げて独立したいという気持ちが強くなる」と分析しています。実際に、田中みな実さんや宇垣美里さん(リポーターとして出演)のケースで、退社後の活躍が顕著です。田中みな実さんは退社後、写真集やドラマ出演を果たし、宇垣美里さんは2019年の退社発表時、ラジオで「外の世界に出ることでさらに可能性が広がるのではないか」と述べています。
もう一つの共通点は、女性特有のライフイベントとの連動です。海保知里さん、竹内香苗さん、吉田明世さん、青木裕子さんらは、結婚や妊娠を機に退社しています。番組の生放送は毎週あり、負担が大きいため、出産後の復帰が難しい場合にフリー転身を選ぶケースが見られます。山本里菜さんの2023年インタビューでも、「アナウンサーとして進行役を務めるのとゲストとしてひな壇に座るのとでは、求められるものがまったく違う」と、番組経験が多様なキャリアを可能にした点を強調しています。
さらに、退社後の活動パターンに共通性があります。多くの方がフリーとしてメディア出演を続け、子育てや社外取締役などの多角化を図っています。これは、番組で得た知名度が、独立後の橋渡し役となっている証です。良原安美さんの最近の発表も、この流れに沿ったものです。
インタビューから見える番組の影響
退社したアナウンサーさんたちのインタビューでは、サンデージャポンの影響が繰り返し語られています。例えば、宇垣美里さんは2019年3月31日の最終出演時、「できることには挑戦していきたいと思います」と前向きに語り、母親からのメッセージ「常に感謝の気持ちを忘れずに、しっかりとお仕事してほしい」を受け止めました。退社発表のラジオでは、「5年間も同じところにいるなんて私にしては本当に珍しいことで、それでもいたいと思うくらいすてきな場所だった」と、番組の居心地の良さを振り返っています。
田中みな実さんの場合も、2021年のVTRインタビューで「20年番組を続けるって、本当に今の時代を考えたら本当にあり得ないことなんですよ」と、番組の持続性を称賛しつつ、自身の成長を認めています。これらの言葉から、番組が単なる職場ではなく、キャリア形成の場であったことがわかります。山本里菜さんの2023年のインタビューでは、入社1年目での抜擢を「局アナとして活躍してきた」と位置づけ、フリー転身後の挑戦意欲を語っています。
これらのインタビューは、退社がネガティブなものではなく、次のステップへの移行であることを示しています。読者の皆さんも、こうした事実から、番組のポジティブな側面を感じ取っていただけるでしょう。
さいごに
サンデージャポン出演の元TBSアナウンサーたちの退社は、個々の理由が多岐にわたりますが、共通するのは番組がもたらした知名度と、タレント的な経験が新たなキャリアを支えている点です。全員が退社した事実は、TBSの女子アナ制度や女性の働き方の文脈を考えるきっかけにもなります。インタビューで語られる感謝の言葉のように、この番組は出演者さんたちに多くのものを与え続けています。将来的に、後任の若林有子さんがどのような道を歩むのか、注目が集まります。皆さんの日常に役立つ情報を提供し続けるサンデージャポンが、これからも長く続くことを願っています。この記事が、皆さんの疑問を少しでも解消する一助となれば幸いです。

