ホロライブ所属の人気VTuberさくらみこさんが、2025年末から2026年初頭にかけて行った競馬配信で注目を集めています。
配信中に有料競馬専門チャンネル「グリーンチャンネル」のパドック解説内容を口頭で共有したことが、規約違反の疑いを招き、SNS上で議論が広がりました。
本記事では、この問題の経緯とポイントを事実に基づいて整理します。
この記事のまとめ
- さくらみこさんは2025年12月28日の有馬記念配信と2026年1月4日の中山金杯・京都金杯配信で、グリーンチャンネルのパドック解説を視聴しながらその内容を口頭で復唱・共有したと指摘されています。
- グリーンチャンネルは有料サービスで、番組の映像・音声のインターネット流出を禁止しており、利用は個人視聴・録画に限定されています。
- 配信中、リスナーから「有料コンテンツだからやめろ」と注意があったものの、さくらみこさんは「全く同じことを言えていないから」と応じ、配信を続けました。
- これがX(旧Twitter)などで拡散され、競馬ファンから「有料情報の無断拡散」「規約違反」との批判が相次ぎました。
- 2026年1月7日、さくらみこさんはXで声明を発表。「配慮が十分でなかった部分がありご心配をおかけした」と反省を述べ、会社間で対応中であることを報告しました。
- また、スーパーチャットの削除については「自身が判断・対応・指示した事実はない」と説明しています。
さくらみこ競馬配信で炎上した理由
さくらみこさんが競馬配信で炎上した主な理由は、有料チャンネル「グリーンチャンネル」の内容を自身の無料配信で口頭共有した点にあります。
グリーンチャンネルは中央競馬のパドック中継や専門解説を提供する月額制サービスで、専門家による推奨馬や馬のコンディション分析が価値の中心です。
問題となった配信は、2025年12月28日の有馬記念と2026年1月4日の中山金杯・京都金杯の同時視聴企画です。
これらの配信で、さくらみこさんはグリーンチャンネルを視聴しながら、解説者の発言をほぼそのまま口頭で伝えたとされています。例えば、パドックでの馬の状態や推奨馬に関する情報を視聴者に共有しました。
これに対し、競馬ファンからは「有料情報を無料で拡散するのは規約違反」「競馬界隈に迷惑をかける行為」との声が上がり、炎上が広がりました。
グリーンチャンネルの公式サイトでは、「放送番組(映像・音声)をインターネットに流す等の行為は違法」「利用は個人による視聴及び録画に限る」と明確に注意喚起されています。
映像・音声を直接流さなかったものの、内容の口頭復唱がこの規約に抵触する可能性が指摘された形です。
グリーンチャンネルとは?有料コンテンツの拡散問題
グリーンチャンネルは、中央競馬全レース中継やパドック中継を提供する専門チャンネルです。
スカパー!やケーブルテレビなどで月額約1,260円(税込)で視聴可能で、競馬ファンにとって重要な情報源となっています。特にパドック解説は、専門家が馬の状態を分析し、馬券購入の参考になる内容です。
このチャンネルが有料である理由は、提供される情報の価値にあります。
無断で拡散されると、契約者の利益が損なわれ、サービス全体の信頼が揺らぐ可能性があります。
過去にもJRAやグリーンチャンネル関連で無断転載問題が発生しており、ガイドライン強化の動きがありました。
さくらみこさんの場合、画面や音声を直接流さず口頭で伝えたため、厳密な違法性はグリーンチャンネル側の判断次第ですが、競馬コミュニティでは「有料情報の価値を低下させる行為」として厳しい目が向けられました。
配信中の対応とリスナーの反応
配信中、メンバーシップ限定の熱心なリスナーからも「有料コンテンツだからやめろ」とのコメントやスーパーチャットによる注意がありました。
しかし、さくらみこさんは「全然全く同じ事言えてないから」「誤情報含まれてるから安心して」と笑ってスルーし、復唱を続けました。
この対応がさらに波紋を呼びました。一部では「注意を無視した」「プロ意識が低い」との意見が出ています。
また、後日の配信で指摘スーパーチャットが削除された可能性が指摘され、「言論統制」との声も上がりました。
さくらみこの声明と最新の対応
2026年1月7日、さくらみこさんはXで以下の声明を発表しました。
「競馬配信内の発言について、配慮が十分でなかった部分がありご心配をおかけしてしまったことを重く受け止めています。本件については、会社間で確認と対応をいただいています。」
また、スーパーチャットの削除については「会社のモデレーションチームによって削除基準に及ばないコメントがいくつか削除された事案があった」と報告し、「私自身が判断・対応・指示した事実はありません」と否定。誹謗中傷や悪質拡散への対応も進めていると述べました。
この声明では明確な謝罪表現は避けられ、「配慮不足」を認める形となりました。
現在、ホロライブ運営とグリーンチャンネル側の間で協議が進んでいる模様です。さくらみこさんは引き続き配信を継続しており、競馬企画自体も継続の様子が見られます。
競馬ファンとVTuberファンの間で広がった議論
この問題は、競馬ファンとVTuberファンの間で意見が分かれました。競馬ファン側は「有料メディアの土台を守りたい」との立場から批判。
一方、VTuberファンの中には「悪意はなく配信を盛り上げようとしただけ」「グリーンチャンネルが問題視していないなら大丈夫」との擁護もあります。
ただ、さくらみこさん自身もメンバーシップ限定配信を行っているため、「他社の有料コンテンツを軽視するのは矛盾」との指摘も出ています。
さいごに
さくらみこさんの競馬配信を巡る問題は、有料コンテンツの取り扱いと配信者の配慮が問われる出来事となりました。
声明で配慮不足を認め、会社間対応が進んでいる今、事態は収束に向かう可能性があります。
VTuberの配信が多様化する中で、こうした権利関連の注意が今後さらに重要になるでしょう。
競馬ファンもVTuberファンも、お互いの趣味を尊重しつつ楽しめる環境が続くことを願います。

