2025年大阪・関西万博のキルギスパビリオンで、展示されていた高級ハチミツ「ホーリークローバーハニー」が盗難事件で話題になりました。
1瓶6800円という価格や、キルギス側の温かい対応が注目を集めています。
この記事では、ホーリークローバーハニーの価値と購入方法について、事件の背景を交えながら詳しく解説します。
- ホーリークローバーハニーは、キルギスの高級ハチミツで1瓶6800円～1万6000円。世界養蜂大会で金賞受賞。
- 独特の白い色とクリーミーな甘みが特徴。健康効果も期待される。
- 2025年4月16日、万博のキルギスパビリオンで83歳の男性が盗難で逮捕。翌日謝罪し、キルギス側はハチミツを贈呈。
- 購入は5月オープンの大阪駅前アンテナショップや通販サイトで可能。
- 万博での試食が人気で、長蛇の列ができることも。
ホーリークローバーハニーの価値と魅力
キルギス産のホーリークローバーハニーは、標高2000メートルの山に咲く「ホーリークローバー」の花から採れる希少なハチミツです。
1瓶200グラムで6800円、または1万6000円と高価格ですが、世界140カ国が参加する世界養蜂大会で金賞を受賞し、「世界一のハチミツ」と称されています。
その特徴は、真っ白な色とバターのようなクリーミーな食感。
香りは控えめで、濃厚かつ爽やかな甘みが口に広がります。
ABCテレビの記者が試食した際、「ハチミツの概念を変えるような濃厚な甘み」と表現しました。
非加熱で作られるため、ビタミンやミネラルが豊富で、抗酸化作用や風邪予防の効果も期待されています。
キルギスパビリオンの担当者は、「ここでは売っていないが試食はできる」とコメント。
万博のコモンズA館では試食が人気で、長蛇の列ができることもあります。
万博での盗難事件とキルギス側の対応
2025年4月16日、万博のキルギスパビリオンで、83歳の男性が展示用のホーリークローバーハニー（6800円相当）を盗んだとして現行犯逮捕されました。
万博パビリオン内での逮捕は初の事例です。
男性は「サンプルのようなものと思い、持ち帰ってもいいと思った」と話しており、逃げようとした際に転び、瓶が割れたと報じられています。
翌17日、男性は警察官とともにパビリオンを訪れ、日本語と英語で謝罪。
キルギス側は、「謝罪だけで十分」とし、男性に6800円と1万6000円のハチミツ2点とキルギスのお菓子を贈りました。
担当者は「せっかくの万博なので、みんなが幸せでハッピーエンドで終わらせたい」と語り、誤解の可能性を考慮して拘束しないよう警察に伝えました。
この対応に、X上では「優しすぎる」と驚きの声が上がっています。
ホーリークローバーハニーの購入方法
ホーリークローバーハニーは、万博会場では販売されていませんが、試食が可能です。購入を希望する方は、以下の方法があります。
- 大阪駅前のアンテナショップ: キルギス側は、2025年5月に大阪駅前でアンテナショップをオープン予定。ホーリークローバーハニーが購入できるとされています。担当者は「ぜひ味わって欲しい」とコメントしています。
- 通販サイト: キルギス産ハチミツは、インターネットの通販サイトで200グラム6800円（税込み）で販売中。万博の展示品と同じ商品の見本が購入可能です。
購入前に、公式サイトやショップの情報を確認することをおすすめします。
さいごに
ホーリークローバーハニーは、その希少性と品質で万博でも注目を集めました。
盗難事件を通じてキルギス側の温かさが話題になり、ハチミツの価値がさらに広まったといえます。
大阪駅前のアンテナショップや通販で手に入るので、興味を持った方はぜひ試してみてください。
万博の試食でその魅力を体験するのもおすすめです！
