2025年4月23日からNetflixで世界独占配信中の映画『新幹線大爆破』で、黒田大輔さんが尾野真千子さんの秘書役を演じ、注目を集めています。
『万引き家族』や『シン・ゴジラ』など名だたる作品に出演する彼ですが、「黒田大輔って何者？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、黒田大輔さんのプロフィールと経歴を紐解き、『新幹線大爆破』出演の裏側を探ります。
- 黒田大輔さんは千葉県出身の俳優で、映画やドラマ、舞台で活躍しています。
- 2003年から劇団活動を始め、『恋人たち』で2015年高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞しました。
- 『新幹線大爆破』では尾野真千子さんの秘書・林広大役を演じ、作品の緊張感を支えています。
- 是枝裕和さんや沖田修一さんの作品に多く出演し、リアルな演技が高く評価されています。
- 2025年5月1日に菅原小春さんとの結婚を発表し、プライベートでも話題です。
黒田大輔は何者でどんな経歴？
黒田大輔さんは、1977年12月9日生まれ、千葉県出身の俳優です。身長176cm、血液型O型で、所属事務所は「空（くう）」です。
特技はギターと野球で、舞台俳優としてキャリアをスタートさせました。
2003年から2013年まで劇団「THE SHAMPOO HAT」に所属し、劇団五反田団やハイバイ、サンプルなどの公演にも出演。
2005年の映画『La・fuosaje 愛をつく女』でスクリーンデビューを果たし、以降、映画やテレビドラマで活躍の場を広げました。
特に、沖田修一監督や是枝裕和監督の作品に多く出演し、リアルで人間味あふれる演技が評価されています。
2015年には、橋口亮輔監督の『恋人たち』で職場や社会から孤立する男性・板倉役を演じ、第30回高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞。
この受賞は、彼のキャリアの大きな転機となりました。
代表作には、『万引き家族』（2018年、JK見学店店長役）、『シン・ゴジラ』（2016年、根岸達也役）、『南極料理人』（2009年、通信担当・盆役）などがあり、脇役ながら作品に深みを加える存在感が特徴です。
Xの投稿では、「最近ものすごくよく見る顔」との声があり、ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』（2023年）や『RoOT / ルート』（2025年、指宿探偵事務所所長役）など、テレビでの露出も増えています。
また、2025年5月1日に世界的ダンサー菅原小春さんとの結婚を発表し、連名で「これからは、家族として日常を、当たり前のことを深く愛していけたらと思います」とコメント。公私ともに注目を集めています。
黒田大輔のプロフィール
【氏名】黒田大輔（くろだ・だいすけ）
【性別】男性
【生年月日】1977年12月9日
【星座】いて座
【血液型】O型
【身長】176cm
【出身地】千葉県
【ジャンル】俳優
【代表作】南極料理人 （映画）/2009年
恋人たち （映画）/2015年
怪物 （映画）/2023年
極悪女王 （Netflix）/2024年
【特技】ギター 野球
『新幹線大爆破』出演の裏側
Netflix映画『新幹線大爆破』（2025年4月23日配信、樋口真嗣監督）で、黒田大輔さんは政治家・真千子（尾野真千子さん）の秘書・林広大役を演じました。
この作品は、爆弾を仕掛けられた新幹線を舞台に、車掌（草彅剛さん）や乗客たちが危機に立ち向かうパニック・サスペンスです。
JR東日本が全面協力し、実際の新幹線を7往復させて撮影された大規模なプロジェクトで、キャストには斎藤工さん、のんさん、要潤さんらが名を連ねます。
黒田大輔さんの役どころは、表向きは「ミーハーでパッとしない」秘書ですが、政治家を侮辱されると「スイッチが入ってブチ切れる」一面を持つ人物。Xの投稿では、「最初は軽い感じなのに、急に激しい感情を見せる演技が印象的」と評されています。
また、別の投稿では「真千子の秘書役、めっちゃハマってる」と、彼の役への適合度が高く評価されています。
撮影の裏側については、黒田大輔さん自身のインタビューは見つかりませんでしたが、樋口真嗣監督が「爆発シーンはついついやりすぎちゃう」と語るなど、アクションとリアリティを追求した現場だったことが伺えます。
黒田大輔さんの演技は、セリフが少ない場面でも「生活感」や「人生の背景」を感じさせるもので、作品の緊張感を高める一翼を担いました。
ファンからは「新幹線大爆破の大ヒットで、黒田さん公私共に充実してる」との声も上がり、彼のキャリアの勢いが感じられます。
黒田大輔の演技の魅力
黒田大輔さんの演技の最大の魅力は、「そこに本当に存在する人間」を生きるようなリアリズムです。
『恋人たち』では、社会から疎外された男性の孤独を静かに表現し、『万引き家族』では怪しげな店長役で作品のリアリティを深めました。
Xでも、「シン・ゴジラの原子力規制庁の人」「新幹線大爆破の秘書」と、具体的な役が印象に残るとの声が多く、彼の脇役としての存在感が際立っています。
彼は主役を張るより、作品の「空気」に重みを加える役柄を得意とし、是枝裕和監督や沖田修一監督から厚い信頼を得ています。
舞台経験が豊富なため、セリフのない場面でも表情や仕草で感情を伝え、観客の想像力を刺激します。
『新幹線大爆破』でも、秘書役としての短い出番で物語の緊張感を高め、視聴者に強い印象を残しました。
さいごに
黒田大輔さんは、舞台から映画、ドラマまで幅広く活躍する実力派俳優です。『恋人たち』での受賞や『万引き家族』『シン・ゴジラ』での印象的な演技、そして『新幹線大爆破』での秘書役を通じて、彼のリアルで人間味あふれる芝居が多くの作品を支えています。
菅原小春さんとの結婚で新たな人生の節目を迎えた今、彼のこれからの活躍がますます楽しみです。あなたも、彼の演技に注目してみませんか？
