2025年4月24日に放送開始されたテレビ朝日系ドラマ『PJ ～航空救難団～』で、石井杏奈さんが演じる女性初のPJ（パラレスキュージャンパー）候補生・藤木さやか役が注目を集めています。
過酷な訓練に挑む姿や、感情の揺れを表現する芝居が視聴者の心を掴んでいます。
なぜ石井杏奈さんの芝居はドラマで光るのでしょうか。
また、過酷な役どころをどのように演じたのでしょうか。
この記事では、彼女の演技の魅力と『PJ ～航空救難団～』での挑戦に迫ります。
- 石井杏奈さんの芝居は、役への深い共感とリアルな感情表現で視聴者を惹きつけます。
- 『PJ ～航空救難団～』では、過酷な訓練と精神的な葛藤を体当たりで演じています。
- 航空自衛隊小牧基地での訓練見学や体作りを通じて、役にリアリティを追求しました。
- 視聴者やXの投稿で、鍛え上げた身体や感情表現が「かっこいい」と高評価です。
- 彼女の演技は、役の内面と向き合う姿勢と現場でのストイックさが支えています。
石井杏奈の芝居がドラマで光る理由
石井杏奈さんの芝居がドラマで光る理由は、役への深い共感とリアルな感情表現にあります。
彼女は過去のインタビューで、演技について「現場では役になって、家に帰ると石井杏奈に戻ります」と語り、役と自分を切り替えることで自然な演技を生み出していることを明かしています。
このアプローチは、役の感情をリアルに表現する一方で、客観的な視点も保つため、視聴者に強い印象を与えます。
『PJ ～航空救難団～』では、藤木さやか役として、女性初のPJ候補生というプレッシャーや過酷な訓練に立ち向かう姿を体現。
Xの投稿では、「石井杏奈めちゃくちゃかっこいいので見てほしい」「石井杏奈ちゃん、さすが めっちゃ体育会系」と、彼女の鍛えられた身体と堂々とした演技が称賛されています。
特に、初回の早朝ランニングシーンで、迷わずTシャツを脱ぎ、ショートタンクトップ姿で訓練に臨む姿は、ネット上で「バチバチに鍛えてて別人」と話題になりました。
また、彼女の演技は役の内面を丁寧に掘り下げる姿勢にも支えられています。
『ガールズ・ステップ』（2015年）での初主演時に、監督から「普通でいればそれが個性になる」とアドバイスを受けた経験を活かし、等身大の感情を芝居に取り入れることを意識していると語っています。
『PJ ～航空救難団～』でも、藤木さやかの強さと脆さをバランスよく表現し、視聴者に共感を呼んでいます。
石井杏奈のプロフィール
【氏名】石井杏奈（いしい・あんな）
【性別】女性
【生年月日】1998年7月11日
【星座】かに座
【血液型】O型
【身長】163cm
【出身地】東京都
【ジャンル】女優
【デビュー年】2012年
【デビュー作】私立バカレア高校 （日本テレビ）
【代表作】ソロモンの偽証 （映画）/2015年
仰げば尊し （TBSテレビ）/2016年
砕け散るところを見せてあげる （映画）/2021年
彼女たちの犯罪 （日本テレビ）/2023年
『PJ ～航空救難団～』の過酷な役どころへの挑戦
『PJ ～航空救難団～』で石井杏奈さんが演じる藤木さやかは、航空自衛隊の救難員を目指す訓練生で、女性初の合格者という異例の存在です。
役柄は「活発で運動能力が高く、高校時代に水泳で全国上位の記録を残す」設定で、男性訓練生と同等の厳しい訓練に挑みます。
しかし、第2話では、プール訓練で水への恐怖心に襲われ、パニック状態に陥るなど、精神的な葛藤も描かれています。
石井杏奈さんは、この役を演じるために徹底した準備を行いました。
航空自衛隊小牧基地で実際の訓練を見学し、学生たちの「過酷な状況でも『人命救助』という目標に向かい真っ直ぐ前を見据える姿」に感銘を受けたといいます。
また、撮影開始4ヶ月前から体作りを始め、ほぼ吹き替えなしで訓練シーンに挑戦。
服部宣之プロデューサーは、訓練シーンの8割が基地で撮影され、俳優陣が本格的な訓練に臨んだことを明かしています。
彼女自身、撮影初日に「精神的にも体力的にも厳しくて何度も心が折れそうになり、涙が止まらなくなりました」と振り返りますが、役の藤木さやかに励まされたと語ります。
「きっと、彼女はこんな時こそ踏ん張り続けるだろうな。と、泣いた自分に後悔し、負けてたまるか。と自分を奮い立たせるだろうな。と」と述べ、役を通じて自身を奮い立たせたと明かしています。
このストイックな姿勢が、過酷な役どころをリアルに演じる力となりました。
視聴者と共演者の反応
石井杏奈さんの演技は、視聴者だけでなく共演者からも高い評価を受けています。
第1話のTVer再生数は100万回を突破し、「#ドラマPJ」がXでトレンド入りするなど、ドラマ全体の注目度が高い中、彼女の演技も話題に。
共演者の神尾楓珠さん、前田拳太郎さんらと肩を組む集合ショットでは、過酷な撮影を支え合う仲間意識が伝わります。
石井杏奈さんは「みんながいるから、頑張ることができています」と、共演者への感謝を述べています。
Xの投稿では、ファンから「がんばれ」「どうか体を壊さないように」と応援の声が寄せられ、彼女の努力と演技への共感が広がっています。
特に、藤木さinasekaが「女性だからと同情されることを嫌い、人を頼れない」一面を見せる第2話では、彼女の感情表現が「心の闇」をリアルに伝え、視聴者の心を強く打ちました。
さいごに
石井杏奈さんの芝居が『PJ ～航空救難団～』で光る理由は、役への深い共感、徹底した準備、そしてストイックな姿勢にあります。
藤木さやか役を通じて、過酷な訓練と内面的な葛藤を体当たりで演じ、視聴者に強い印象を与えました。
彼女の演技は、航空自衛隊のリアルな世界を伝えながら、女性初のPJ候補生としての闘いを感動的に描き出しています。
これからも、彼女の芝居が多くのドラマで輝き続けることを期待したいです。
