サカナクションの山口一郎とシンガーソングライターの星野源は、2010年代初頭に深い親交がありました。
インターネット上では最近、二人が不仲ではないかという噂が一部で広がっていますが、公式な情報や両者の発言から確認できる事実を基に、過去の交流と現在の関係性を整理します。
この記事では、信頼できるメディアや公開発言のみを参考に、事実ベースでお伝えします。
この記事のまとめ
- 山口一郎と星野源は2010年頃から親交が始まり、2011年から2013年までUstream番組「サケノサカナ」を共同で放送していました。
- 番組は東日本大震災後の企画としてスタートし、音楽談義や弾き語りなどで親密な関係を示していました。
- 星野源のくも膜下出血休養時(2012年)に山口一郎がエールを送ったり、2013年に星野源のラジオ復帰SPに山口一郎が飛び入り出演したりと、互いのサポートが見られました。
- 2013年以降、共同の公の活動は減少しましたが、2018年頃の雑誌対談では山口一郎が星野源を「貴重な仲間」と表現しています。
- 最近(2025-2026年)の紅白歌合戦で連続出演したことや、一部のラジオエピソードが話題になりましたが、不仲を示す明確な証拠は確認されていません。
- 全体として、かつての親交は深かったものの、現在は共演が少ない自然な距離感にあると考えられます。
山口一郎と星野源は不仲なのか?
山口一郎と星野源が不仲だという噂は、主に最近の共演が少ないことや、2026年1月のラジオ番組でのエピソードから生じているようです。しかし、公に確認できる情報では、二人が明確に不仲を宣言した事実はありません。
2025年のNHK紅白歌合戦では、星野源の出演に続きサカナクション(山口一郎)がパフォーマンスを行い、連続した順番が話題になりました。一部の視聴者からは感慨深いという声もありましたが、不仲を示すものではありません。
また、2026年1月のSTVラジオ「加藤さんと山口くん」で、加藤浩次が星野源の名前を挙げた際に一瞬の沈黙や笑いが起きたエピソードが、SNSで「変な空気」と解釈され、噂を助長しました。しかし、番組の文脈では悪意のあるものではなく、勘違いを避けるための話題転換があったとの指摘もあります。
これらの出来事はファン間の憶測を生んでいますが、二人の関係を悪化させた直接的な証拠は見つかっていません。むしろ、過去の交流から見て、単に活動の違いによる距離が生じた可能性が高いです。
過去の交流:出会いから「サケノサカナ」まで
二人の交流は2010年頃に始まりました。星野源本人がサカナクションの公式サイトで語ったコメントによると、山口一郎が星野源のソロ曲やSAKEROCKの楽曲をリコメンドしてくれたことがきっかけです。その後、音楽フェスのバックヤードで知り合い、連絡先を交換しました。
決定的な親交の深まりは、2011年の東日本大震災後です。震災から数日後、星野源が山口一郎に電話をかけ、「何かやりませんか」と提案。そこからUstream番組「サケノサカナ」が生まれました。
「サケノサカナ」は、2011年3月20日から2013年5月2日まで不定期に放送された生番組です。番組名は、山口一郎の「サカナクション」から「サカナ」、星野源のSAKEROCKから「サケ」を取ったものです。内容は、お菓子を食べながらの近況報告、音楽談義、ゲームコーナー、弾き語りなどが中心で、親密な雰囲気が特徴でした。
番組では、音楽制作の話も深く交わされ、サカナクションの楽曲「ネプトゥーヌス」の元メロディーがここで生まれたエピソードもあります。2013年には番組をリニューアルし「夜のテレビジョン」として継続しましたが、以降は自然終了しました。
互いのサポートが印象的なエピソード
交流の深さを示すエピソードとして、2012年の星野源のくも膜下出血があります。休養を発表した際、山口一郎がTwitterでエールを送りました。また、2013年3月の星野源のラジオ復帰スペシャルに、山口一郎が飛び入り出演しています。
雑誌『MUSICA』では複数回の対談があり、2018年の対談では山口一郎が星野源について「自分の志や内面を全部理解してくれる貴重な人。仲間だ」と語っています。この対談は、星野源のアルバム『POP VIRUS』を特集したもので、互いの音楽性を高く評価する内容でした。
2015年の記事でも、二人が音楽シーンに新たな価値観を提示する存在として並べて紹介され、良好な関係が強調されています。
現在の関係性:共演減少の背景
2013年以降、二人の共同出演や公の交流は減少しています。これは、星野源が俳優業やソロ活動で多忙になったこと、サカナクションがツアーや制作に集中したことが主な理由と考えられます。
山口一郎は2022年からうつ病による休養を経験し、2024年に活動再開。2025年には新曲「怪獣」がヒットしました。一方、星野源はアルバムリリースや紅白出演を続けています。活動ペースの違いが、共演の機会を減らした自然な流れです。
2023年のラジオで山口一郎が影響を受けたミュージシャンとして星野源を挙げている点からも、敬意は変わっていないことがうかがえます。
さいごに
山口一郎と星野源の関係は、2010年代初頭に音楽を通じた深い親交があり、多くのファンに温かい印象を与えました。
現在は共演が少ないものの、不仲を示す確かな情報はありません。
むしろ、互いの活動を尊重する距離感ができたと見るのが適切です。
二人の音楽は今も多くの人を魅了しています。過去の交流を振り返りつつ、それぞれの新作を楽しむのがおすすめです。
噂に振り回されず、事実を基に応援していきましょう。

