アンヌ隊員ひし美ゆり子と岡崎徹の結婚、53年前の出会いからなぜ今？熊本移住の背景も

「ウルトラセブン」のアンヌ隊員として知られるひし美ゆり子さんと、「仮面ライダーアマゾン」の主演を務めた岡崎徹さんが、2025年4月25日に結婚を発表しました。

53年前の出会いから長きにわたり縁を紡いできた二人が、77歳と76歳という年齢で新たな人生をスタートさせるニュースは、特撮ファンを中心に大きな話題となっています。

この記事では、二人の結婚に至る背景や熊本移住の詳細、そして特撮ファンからの反応をまとめます。

この記事のまとめ

53年前の出会いからなぜ今、結婚に至ったのか

ひし美ゆり子さんと岡崎徹さんの出会いは、1972年頃に遡ります。

この時期、両者はそれぞれ「ウルトラセブン」（1967～1968年）や「仮面ライダーアマゾン」（1974～1975年）で活躍する若手俳優として芸能界に身を置いていました。

具体的な出会いの詳細は公表されていませんが、芸能活動を通じて知り合ったとされています。

その後、二人は別々の道を歩みます。岡崎徹さんは「仮面ライダーアマゾン」出演後にバイク事故で右足を複雑骨折し、長期入院を経て芸能界を引退。

福岡市でスナックを経営するなど、芸能界以外の生活を送っていました。

一方、ひし美ゆり子さんは女優業を続けつつ、2度の結婚と離婚を経験し、2016年に前夫と離婚していました。

再会のきっかけとなったのは、コロナ禍での交流です。

ひし美ゆり子さんは2021年4月20日、自身のXに岡崎徹さんとのデュエット動画を投稿し、「よっぽどメートル上がってたんだわね余り人前では歌わないワタシ仮面ライダーアマゾンの徹ちゃんと、、古希過ぎのおばちゃんデス！！」とコメント。

この動画はコロナ禍に撮影されたもので、二人の親密な関係が垣間見えるものでした。

結婚の決め手について、ひし美ゆり子さんはXで「衒（てら）いのないご性格に馬があった」と岡崎徹さんの人柄を評価しています。

この投稿からは、長年の交流を通じて築かれた信頼と、互いの素直な性格が結婚に至る大きな要因だったことが伺えます。

ひし美ゆり子さんは結婚に伴い、東京から熊本県へ移住することを明かしました。

彼女はXで「東京生まれの東京育ちのワタシは田舎生活（熊本県）になります」と綴り、新生活への期待をにじませています。

熊本は岡崎徹さんが現在暮らしている場所とされており、結婚後は二人で熊本での生活を始める予定です。

移住の背景には、岡崎徹さんの生活基盤が熊本にあることが大きく影響していると考えられます。

岡崎徹さんは芸能界引退後、長崎や福岡での生活を経て、熊本に落ち着いたとされます。

ひし美ゆり子さんが熊本への移住を決めた背景には、岡崎徹さんとの新生活を共に築きたいという強い意志が感じられます。

ファンからは、熊本での二人の新生活に対する期待の声も上がっています。

Xの投稿では、「熊本が賑やかになりそう」と、ひし美ゆり子さんの移住を歓迎するコメントが見られました。

ひし美ゆり子さんと岡崎徹さんの結婚は、特撮ファンにとって「アンヌ隊員と仮面ライダーアマゾンの結婚」として特別な意味を持ちます。

X上では、「仮面ライダーアマゾン、アンヌ隊員、おめでとうございます！」「最強カップルですねぇ」といった祝福の声が続々と寄せられています。

特に、「ウルトラセブン」と「仮面ライダーアマゾン」が昭和特撮史を代表する作品であることから、ファンはこの結婚を「特撮界のビッグニュース」と称賛。

あるファンは「仮面ライダーアマゾンもウルトラセブンのアンヌ隊員も永遠のヒーロー、ヒロイン」とコメントし、二人が子供たちの憧れだった時代を振り返っています。

ひし美ゆり子さんは1947年東京生まれで、「ウルトラセブン」のアンヌ隊員役で一躍有名に。

その後も女優として活躍し、2度の結婚と離婚を経験しています。

2016年の離婚後はシングルライフを送り、SNSを通じてファンと交流を続けてきました。

また、彼女には前の結婚で子供と孫がいることも報告されています。

一方、岡崎徹さんは「仮面ライダーアマゾン」で主演を務めた後、1975年にドラマ撮影中のバイク事故で芸能界を引退。

76歳での結婚は彼にとって初婚となります。引退後はスナック経営などを行い、プライベートな生活を送っていました。

ひし美ゆり子さんと岡崎徹さんの結婚は、53年という長い時を経て結ばれた奇跡のストーリーです。

特撮ファンにとって、アンヌ隊員と仮面ライダーアマゾンという伝説のキャラクターを演じた二人の新たな門出は、過去の思い出と未来への希望をつなぐ出来事となりました。

熊本での新生活を始める二人に、ファンからの温かい祝福が寄せられています。これからも二人の幸せな日々を見守りたいですね。