万博イギリス館のアフタヌーンティーが酷い!スジャータの冷凍ケーキと紙コップ提供?

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2025年大阪・関西万博のイギリス館で提供されるアフタヌーンティーが、SNSで大きな話題となっています。

5,000円という価格に対し、「紙コップにティーバッグの紅茶」「スジャータの冷凍ケーキ」といった内容が批判を集め、期待とのギャップに失望の声が広がっています。

本記事では、実際に現地を訪れ、アフタヌーンティーの実態を確かめ、値段に見合う価値があるのかを検証しました。

伝統的な英国文化を体験できるはずの場所で、どのようなサービスが提供されているのか、詳細にお伝えします。

この記事のまとめ
  • イギリス館のアフタヌーンティーは、紙コップにティーバッグの紅茶、スジャータの業務用冷凍ケーキが提供された。
  • スコーンは1個のみで、クロテッドクリームとジャムも紙コップでの提供に変更されていた。
  • 5,000円の価格に対し、見た目や品質が期待を下回り、コストパフォーマンスは低いと感じた。
  • 他のパビリオンや地元大阪の店舗(例: 北浜レトロ)の方が、本格的なアフタヌーンティーを楽しめる可能性が高い。

紙コップとスジャータの冷凍ケーキは本当だった

イギリス館のレストランでアフタヌーンティーを注文したところ、SNSで話題となっていた内容が事実であることを確認しました。

紅茶は紙コップにティーバッグを直接入れた状態で提供され、お湯のお代わりは不可でした。

ケーキは、スジャータの業務用冷凍カットケーキと見られるものが使用されており、チョコレートクランチやレアチーズケーキなど、コンビニやスーパーで見かけるようなものが含まれていました。

Xの投稿では、「大阪万博 英国パビリオン イギリス館のアフタヌーンティー スジャータの冷凍カットケーキで草 紙コップにティーバッグの紅茶 これで5000円…」と写真付きで報告が上がっており、ケーキの見た目が業務用であることが広く拡散されました。

現地でも、ケーキの包装や質感から、業務用冷凍品であることは明らかでした。

伝統的なアフタヌーンティーで期待される手作りスイーツや洗練された盛り付けとは大きく異なり、見た目のセンスも不足している印象を受けました。

スコーン1個問題とサービスのグレードダウン

当初、メニューには「スコーン2個」と記載されていたにも関わらず、提供されたのは1個のみ。

店員さんによると、「スコーンが大きくなったため1個に変更した」との説明でしたが、サイズは一般的なスコーンと変わらず、納得感は得られませんでした。

さらに、開始からわずか2週間で、クロテッドクリームとジャムが紙コップでの提供に変更されたことも確認しました。

Xの投稿では、「たった2週間でクロテッドクリームとジャムも紙コップになってしまったことに衝撃」との声があり、初期のサービスからの劣化が指摘されています。

実際に、クロテッドクリームは少量で、伝統的なアフタヌーンティーの贅沢な雰囲気とは程遠いものでした。

サンドイッチも、キュウリが薄く、マヨネーズのようなスプレッドが使われており、手作り感や高級感は感じられませんでした。

5,000円の値段に見合う価値はあるのか

5,000円という価格は、国内の高級ホテルやカフェのアフタヌーンティーと同等レベルです。

しかし、イギリス館の提供内容は、品質や体験の面で大きく劣ると感じました。

紙コップでの紅茶提供や業務用ケーキは、コスト削減や効率化を優先した結果と思われますが、文化的価値や優雅さを重視するアフタヌーンティーの本質を損なっています。

フィフィさんは、Xで「万博のイギリス館のアフタヌーンティーが話題だけど、伝統的な本場のモノを少しでも楽しめると期待して、五千円出してあの内容は残念すぎる…」とコメントし、「見た目にもセンスがない。ケーキも?だし、紅茶は紙コップにティーバッグどぼん、お湯のお代わりも出来ないらしい。自国の魅力を発信する気が無いのかな」と厳しく批判しました。

この意見に、多くの来場者が共感を示しており、SNSでは「高級ホテルなら同額で2時間ゆったり楽しめる」といった比較も見られました。

現地での体験でも、ティースタンドはIKEA製と見られる簡素なもので、食器や雰囲気に高級感はなく、学生の文化祭のような印象を受けました。

5,000円の価値は、「万博」という特別な場所での体験料と考えることもできますが、実際の満足度は低く、コストパフォーマンスは悪いと結論付けざるを得ません。

代替案:北浜レトロや他の選択肢

イギリス館のアフタヌーンティーに失望したユーザーの間で、大阪の「北浜レトロ」のクリームティーセット(約1,500円)やアフタヌーンティーセット(約3,500円)が推奨されています。

Xでは、「万博で紙コップとティーバッグのアフタヌーンティーに5000円出すなら同じ大阪の北浜レトロさんのクリームティーセット約1500円の方が絶対にいい!」と投稿され、レトロな内装やコスパの良さが高く評価されています。

また、イギリス館内では、フィッシュ&チップスやジョニーウォーカーバーが比較的好評で、SNSで「意外とおいしい」と話題になっています。

アフタヌーンティー以外のメニューや展示に焦点を移すことで、イギリス文化をより楽しめる可能性があります。

さらに、万博会場内の他のパビリオンや、京都の長楽館など、近隣の高級施設でのアフタヌーンティーも検討する価値があります。

運営の対応と今後の改善に期待

今回の騒動を受け、フィフィさんは「今からでも遅くない、メニューを見直した方がいい」と提言しています。

現時点で、万博公式やイギリス館からのサービス改善に関する発表はありませんが、来場者数の増加やオペレーションの効率化が、品質低下の原因と推測されています。

今後、陶器カップの導入や手作りスイーツの採用など、伝統的なアフタヌーンティーに近づける努力が求められます。

さいごに

イギリス館のアフタヌーンティーは、5,000円という価格に見合う品質や体験を提供できていないのが現状です。

紙コップやスジャータの冷凍ケーキ、スコーン1個といった内容は、英国文化の魅力を伝えるには不十分で、多くの来場者に失望を与えました。

万博という特別な場での体験を期待していただけに、改善が急務です。

一方で、北浜レトロや他のパビリオンの選択肢を検討することで、より満足度の高いアフタヌーンティー体験が得られる可能性があります。

万博を訪れる際は、事前に最新情報を確認し、期待と現実のギャップを最小限にする工夫が必要です。

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