2025年6月17日深夜に放送された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第11話「アルファ殺したち」は、物語のクライマックスに向けて怒涛の展開を見せ、ファンを驚かせました。
特に、ラストシーンで正史のRX-78-2ガンダム(1stガンダム)が登場し、TM NETWORKの「BEYOND THE TIME」が流れたことで、SNSを中心に大きな話題となりました。
この正史1stガンダムの登場は、単なるファンサービスなのか、それともラスボスとしての役割を担うのか?
本記事では、公式情報やXのファンの反応をもとに、1stガンダム登場の理由とラスボス説の真相を考察します。
- 『ジークアクス』11話のラストで正史1stガンダム(RX-78-2)が登場し、ファンを震撼させた。
- 1stガンダムの登場は、ジークアクス世界と正史世界の対立やループする運命を象徴。
- 「BEYOND THE TIME」の使用が、『逆襲のシャア』とのテーマ的なつながりを強調。
- シュウジが1stガンダムに搭乗し、アムロ・レイとしてラスボスになる説がファンの間で話題。
- シャアやララァの目的と1stガンダムの登場が、物語の結末を予測する鍵に。
ジークアクス11話で正史1stガンダムが登場した理由
『ジークアクス』第11話のラストで、緑のゼクノヴァとともに正史の1stガンダム(RX-78-2)が登場したシーンは、視聴者に強烈な印象を与えました。
公式情報によると、『ジークアクス』はスタジオカラーとサンライズが手掛ける新ガンダムシリーズで、「シャロンの薔薇」(ララァ・スンのエルメス)が世界線をループさせ、シャア・アズナブルが助かる可能性を探る物語です。
この文脈で、1stガンダムの登場は、ジークアクス世界(if世界)と正史世界の対立を象徴する演出と考えられます。
Xの投稿では、「正史のファーストガンダム本体がララァを助けに来ます」との声があり、1stガンダムが正史世界からジークアクス世界に介入する存在として描かれた可能性が指摘されています。
また、「ジークアクス世界は正史世界のララァが作り出した偽物」との考察から、1stガンダムが正史世界の象徴として、偽物の世界を終わらせるために登場したとの見方が広がっています。
公式の場面カットでも、1stガンダムが緑の光に包まれて登場する姿が確認され、視聴者に『機動戦士ガンダム』の原点回帰を強く印象づけました。
残念ながら、1stガンダム登場の具体的な理由について、監督の鶴巻和哉さんやスタッフのインタビュー記事は見つかりませんでした。
しかし、エンディングで流れた「BEYOND THE TIME」が『逆襲のシャア』の主題歌であることから、正史世界のアムロ・レイとシャアの対立が、ジークアクス世界で再現される意図が推測されます。
この選曲は、ループする運命やニュータイプの葛藤を強調し、1stガンダムの登場を物語の核心に結びつける演出だったと考えられます。

ラスボス説:1stガンダムとシュウジの関係
1stガンダムの登場とともに、ファンの間で「ラスボスは1stガンダムに乗ったシュウジでは?」との考察が盛り上がっています。
シュウジは11話で「向こう側」のニュータイプと判明し、シャアから赤いガンダムを託されていました。
Xの投稿では、「あーラスボスまさかのファースト白いガンダムに乗ったシュウジか!」と、シュウジが1stガンダムに搭乗し、ジークアクス世界を破壊するラスボスになる説が語られています。
また、「マジでラスボスがアムロになりそうなんだけどさ」と、シュウジがアムロの再来として1stガンダムを操る展開を予測する声も。
このラスボス説の背景には、シュウジが正史世界のアムロとリンクする可能性があります。
Xでは、「シュウジは正史の世界から来た存在」「マチュへのメッセージの送り主はアムロ」との考察があり、シュウジが正史のアムロとして1stガンダムに乗り、ジークアクス世界を終わらせるために戦うシナリオが議論されています。
さらに、シュウジがララァに惹かれ、シャアと対立する描写は、『機動戦士ガンダム』でアムロがララァを巡ってシャアと敵対した構図を彷彿とさせます。

シャアとララァの目的との関連
1stガンダムの登場は、シャアやララァの目的とも密接に関連しています。
11話でシロウズがシャア・アズナブルと判明し、彼の目的が「偽物のジークアクス世界を終わらせること」であると示唆されました。
一方、ララァは「シャロンの薔薇」を通じてシャアが助かる世界線を求めてループを繰り返しています。
Xの投稿では、「正史ではララァを救えなかったシャアは世界を壊す覚悟だったが、ジークアクスではララァを殺して世界を守ろうとする」との分析があり、1stガンダムの登場がこの対立の決着点になる可能性が指摘されています。
1stガンダムが正史世界の象徴として登場したことで、シャアの目的(ジークアクス世界の終焉)とララァの願い(シャアを救う)の衝突が、物語の最終局面で描かれると予想されます。
Xでは、「ラストは赤いガンダムvs正史ガンダム」との予測もあり、シュウジの赤いガンダムと1stガンダムの対決がラスボス戦になる可能性が注目されています。

ファンの反応と考察の盛り上がり
1stガンダムの登場は、ファンの間で熱い議論を巻き起こしています。
Xの投稿では、「正史のファーストガンダムやったら、そら爆笑するしかないわな」と、予想外の展開に驚きつつも楽しむ声が。
また、「ラスボスは初代ガンダム?というか別世界か?」「アムロ?シュウジ?」と、1stガンダムがラスボスとしてどう機能するのか、シュウジの正体との関係を巡る考察が活発です。
一部のファンは、「本当に最終回予想出来ないや」と、物語の展開の予測不能さに興奮しています。
さらに、『ジークアクス』が正史世界とif世界の関係を掘り下げる作品であるため、「ジークアクス→正史という流れでは?」と、1stガンダムの登場が正史への回帰を示すとの意見も見られます。
このように、1stガンダムの登場は、物語のテーマやガンダムシリーズの歴史とのつながりを深く考えさせる要素となっています。

さいごに
『ジークアクス』11話での正史1stガンダムの登場は、ジークアクス世界と正史世界の対立を象徴し、シュウジがアムロとしてラスボスになる可能性を強く印象づけました。
インタビュー記事は見つかりませんでしたが、Xのファンの考察や公式情報から、1stガンダムが物語の核心であるシャアとララァの葛藤を結びつける鍵であることがわかります。
最終回を目前に、1stガンダムとシュウジがどうジークアクス世界を変えるのか、シャアやララァの願いがどう決着するのか、期待が高まります。
ガンダムシリーズの新たな歴史を刻む結末を、ファンとして見届けるのが楽しみです!
