2025年6月17日深夜に放送された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第11話「アルファ殺したち」は、物語のクライマックスに向けて怒涛の展開を見せ、ファンを震撼させました。
特に、シュウジが「向こう側」の世界から来たニュータイプであると明かされ、彼の正体がアムロ・レイとリンクするのではないかという憶測が広がっています。
さらに、エンディングで『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主題歌「BEYOND THE TIME」が流れたことで、両作品の関連性が注目されています。
この記事では、シュウジがアムロとして描かれる可能性と『逆襲のシャア』とのリンクについて、公式情報やファンの反応をもとに予測します。
- 『ジークアクス』11話でシュウジが「向こう側」のニュータイプと判明し、アムロとの関連が話題に。
- シュウジが赤いガンダムをシャアから託され、ララァに惹かれる描写がアムロを彷彿とさせる。
- 「BEYOND THE TIME」の起用が『逆襲のシャア』のテーマとリンクし、ループする運命を強調。
- ファンの反応やXの投稿から、シュウジがアムロの再来や別世界線のアムロとする考察が活発。
- 最終回でシュウジとシャアの対立が、アムロとシャアの関係性をどう反映するか注目。
ジークアクス11話でシュウジがアムロとして描かれる可能性
『ジークアクス』第11話では、シュウジが「向こう側」の世界から来たニュータイプであり、ジークアクスの世界を終わらせる目的を持つことが明かされました。
この衝撃の事実が、シュウジがアムロ・レイとして描かれる可能性を示唆しています。
公式情報によると、シュウジはシャアから「赤いガンダム」を託されており、「シャロンの薔薇」(ララァが乗っていたエルメス)に強い思い入れを持つ描写があります。
これらの要素は、『機動戦士ガンダム』や『逆襲のシャア』でのアムロの役割やララァとの関係を連想させます。
Xの投稿では、ファンの間でシュウジがアムロとリンクする考察が活発です。
たとえば、「シュウジは向こう側のアムロでは?11話のラストシーンとか特に」との声や、「シャアがシュウジを『同士になってほしかった』と言ってるので、アムロに連なる人物なんやろな」との意見が見られます。
さらに、シュウジが搭乗する赤いガンダムが、シャアが一年戦争時に奪取・改修した機体とされる点も、アムロがガンダムを操る歴史とのパラレルを匂わせます。
しかし、作中でアムロの名前は一度も出ておらず、シュウジが直接アムロとして描かれている明確な証拠はまだありません。
残念ながら、シュウジの正体やアムロとの関連について、監督の鶴巻和哉さんやスタッフのインタビュー記事は見つかりませんでした。
それでも、シュウジがララァに惹かれ、シャアと対立する姿勢は、アムロがララァを巡ってシャアと敵対した『機動戦士ガンダム』の構図を彷彿とさせます。
この点から、シュウジがアムロの再来や別世界線のアムロとして描かれる可能性は高いと予測されます。

逆襲のシャアとのリンク:BEYOND THE TIMEの役割
『ジークアクス』11話のエンディングで流れた「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」は、『逆襲のシャア』の主題歌として知られ、アムロとシャアの宿命的な対決を象徴する楽曲です。
この選曲は、両作品のテーマ的なリンクを強く示唆しています。
歌詞の「メビウスの輪から抜け出せなくて いくつもの罪を繰り返す」は、ループする運命や繰り返される悲劇を表現しており、『ジークアクス』の世界線をループさせる「シャロンの薔薇」や、シャアとシュウジの対立に重なります。
Xの投稿では、「BEYOND THE TIMEのイントロが流れた瞬間に爆笑した」「逆シャアのラストを思わせる展開」と、楽曲が『逆襲のシャア』のクライマックスを想起させるとの反応が多く見られました。
『逆襲のシャア』では、アムロとシャアがアクシズを押し返す際、緑色の光に包まれるシーンが描かれますが、『ジークアクス』11話でも緑のゼクノヴァとともに謎のガンダムが登場し、視聴者に同様のイメージを喚起しています。
この演出は、シュウジがアムロとしてシャアと対峙する展開を予測させるものです。

シュウジとシャアの関係:アムロとシャアの再現?
『ジークアクス』11話で、シロウズがシャア・アズナブルであると判明し、シュウジに赤いガンダムを託していたことが明かされました。
シャアはシュウジを「同士になってほしかった」と語りつつ、ララァに「取り憑かれている」と評しています。
これは、『逆襲のシャア』でシャアがアムロに「ララァ・スンが私の心を惑わした」と語るシーンを彷彿とさせ、シュウジがアムロの役割を担う可能性を強化します。
Xの投稿では、「シュウジとシャアがどの世界でも〇し合うってこと?アムロに思わせるミスリードだったんかなあ」と、シュウジとシャアの対立がアムロとシャアの宿命を再現するとの考察があります。
また、「シュウジの『彼が言っている』はアムロ…?世界リセットのトリガーはアムロにシャアがやられる事?」との予測も見られ、シュウジの行動がアムロの意志や記憶に影響されている可能性が議論されています。
これらの反応から、シュウジがアムロとしてシャアと対立する展開が、最終回で描かれると予測されます。

シュウジの正体を巡るファンの考察
シュウジの正体については、ファンの間で多様な考察が飛び交っています。
シュウジがスペースランチで生活し、ジオン側の暗号を知るなど謎めいた背景を持つことから、「シャアの生まれ変わり」や「赤いガンダムに取り込まれたシャアの魂」との説もありましたが、11話で「向こう側」のニュータイプと判明したことで、アムロ説が有力になっています。
一部のファンは、シュウジが連邦軍の軍籍を持ち、偽名で活動している可能性を指摘し、『機動戦士Zガンダム』のクワトロ・バジーナに例える考察もあります。
しかし、シュウジがララァに惹かれ、ジークアクスの世界を終わらせようとする動機は、アムロがララァを失った悲しみや、シャアとの戦いを終わらせたい願いに近いものがあります。
Xでは、「シュウジはララァの意思に沿って行動してたのか」「あっちのアムロがラスボスになるのか!?」との声があり、シュウジがアムロの別側面として描かれる期待が高まっています。

さいごに
『ジークアクス』11話でのシュウジの正体判明と「BEYOND THE TIME」の起用は、シュウジがアムロ・レイとして描かれる可能性と、『逆襲のシャア』との深いリンクを示唆しています。
インタビュー記事は見つかりませんでしたが、公式情報とファンの熱い考察から、シュウジとシャアの対立がアムロとシャアの宿命を再現する展開が予測されます。
最終回を目前に控え、シュウジがどのようにジークアクスの世界を変え、ガンダムシリーズの歴史に新たな一ページを刻むのか、目が離せません。ファンとして、物語の結末を見届けるのが楽しみです!
