2025年4月25日、吉本興業がダウンタウンによるインターネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」を今夏開始すると発表しました。
これに伴い、活動休止中の松本人志さんと浜田雅功さんが芸能活動を再開する見込みです。しかし、復帰を巡っては歓迎の声と共に厳しい意見も飛び交い、賛否両論が巻き起こっています。この記事では、賛否の背景や新配信サービスの詳細に迫ります。
- ダウンタウンの芸能活動再開に対し、ファンからは喜びの声が上がる一方、松本さんの疑惑や説明不足を理由に批判的な意見も存在します。
- 「ダウンタウンチャンネル」はサブスクリプション制で、コンビのコンテンツやライブ配信を予定しています。
- 料金や具体的なコンテンツは未発表ですが、ファンや業界関係者の関心が集まっています。
- 吉本興業のファンド設立や海外展開の戦略が、サービスの背景にあります。
賛否両論と厳しい声の背景
ダウンタウンの芸能活動再開に対し、X上ではさまざまな反応が見られます。
「やっとダウンタウンが帰ってくる!めちゃ楽しみだ!!」といった歓迎の声がある一方で、厳しい意見も散見されます。
特に、松本さんに対する批判の多くは、2024年1月に「週刊文春」が報じた性的行為強要疑惑に起因しています。
この疑惑を巡る裁判は2024年11月に双方合意で終結しましたが、松本さんからの詳細な説明がないまま復帰が進むことに対し、「何の説明も無いままシレッと始めるんやろうか。だとしたらキツいよなぁ」との声が上がっています。
また、地上波ではなく独自の配信サービスでの復帰について、「テレビに出ないでほしい」とする意見も存在します。
これは、疑惑の影響やテレビの視聴者層の反応を考慮したものとみられます。
一方で、「違法合法関係なく炎上だけでもすぐ違約金だなんだってなる時代だから自らのチャンネルで好きな人だけが観るネット配信とかの方がいい」と、配信サービスという形を支持する声もあります。
浜田さんについては、2025年3月からの体調不良による休養が背景にあり、ファンからは健康状態への懸念と共に復帰を喜ぶ声が聞かれます。
しかし、コンビとしての復帰が疑惑や健康問題の完全な解決前に進むことに対し、一部で慎重な意見が見られます。
「ダウンタウンチャンネル」の概要と期待されるコンテンツ
「ダウンタウンチャンネル(仮称)」は、定額制のサブスクリプションサービスとして今夏開始予定です。
コンビによるオリジナルコンテンツの発信や、利用者が参加可能なライブ配信が予定されています。
松本さんは2024年12月のインタビューで、「ダウンタウンを見るならここ、という独自の基地局を作る」と述べており、テレビとは異なる新たなプラットフォームでの活動を強調していました。
具体的なコンテンツについては、松本さんが新賞レースの開催を検討しているとの証言が芸能記者からあり、注目を集めています。
また、Xでは「ゲストを色々呼んでフリートークだけでもええやろし」と、気軽なトークコンテンツを期待する声も見られます。
ライブ配信の参加方法や形式については未発表ですが、「ライブ配信参加できると高いとか。チケット制とか」と、料金体系への関心も高まっています。
料金に関する関心と未発表の詳細
現時点で「ダウンタウンチャンネル」の料金は公表されていません。
X上では、「値付け気になるなあ。複数プランも考えられますね」と、料金体系への期待や懸念が飛び交っています。
また、「ダウンタウンと言えどサブスク定額などの視聴料を徴収する形は厳しいのでは」と、課金ユーザーの獲得に懐疑的な意見もあります。
一方で、ダウンタウンのブランド力を背景に「たくさん加入しそうです」と楽観的な声も聞かれます。
類似のサブスクリプションサービス(NetflixやYouTube Premiumなど)と比較して、どの程度の価格帯が設定されるのか、ファンや潜在的利用者の関心が集まっています。
特に、ライブ配信の参加費用や追加課金の可能性が、サービス利用の鍵になると予想されます。
吉本興業のビジネス戦略とファンドの役割
「ダウンタウンチャンネル」の開始は、吉本興業の新たなビジネス戦略の一環です。
2024年12月に設立されたコンテンツ制作資金のファンドは、国内外の企業から数十億円規模の出資を受け、海外展開を視野に入れています)。
このファンドの第1弾コンテンツとして「ダウンタウンチャンネル」が選ばれ、運営資金の一部に充てられる予定です。
Xでは、「無料箇所と広告と企業ファンドが鍵か」と、ファンドの資金力を活用したサービス運営への期待が語られています。
また、キンコン西野さんが「運営スタッフとして参加したくなるほど魅力的」とコメントするなど、業界内でも注目度が高いプロジェクトです。
さいごに
ダウンタウンの芸能活動再開と「ダウンタウンチャンネル」の開始は、ファンにとって待望のニュースであると同時に、疑惑や健康問題を背景にした賛否両論を呼んでいます。
サービスの料金やコンテンツの詳細は未発表ですが、独自プラットフォームでの新たな挑戦は、お笑い業界や配信市場に大きな影響を与える可能性があります。
松本さん、浜田さんがどのような形でファンの期待に応え、批判の声を乗り越えるのか、今後の動向に注目です。