“神童”と呼ばれる那須川天心さんが、2025年6月8日に東京・有明コロシアムで開催された「Prime Video Boxing 13」で、WBAバンタム級6位のビクトル・サンティリャンさんとの世界前哨戦に挑みました。
この試合で注目を集めたのが、那須川天心さんの代名詞ともいえる「カエルアッパー」です。
キックボクシング時代から話題のこのパンチが、ボクシングのリングでどのように炸裂したのか、なぜ話題となったのかを、最新試合の情報やインタビューを基に徹底解説します。
試合の興奮とカエルアッパーの魅力に迫ります！
- 那須川天心さんのカエルアッパーは、独特のフォームとスピードで観客を魅了し、2025年6月8日の試合で話題に。
- ビクトル・サンティリャンさんとの試合では、カエルアッパーが効果的に機能し、判定勝利に貢献。
- カエルアッパーの起源はキックボクシング時代に遡り、帝拳ジムでのトレーニングでさらに進化。
- 試合後のインタビューで、那須川天心さんがカエルアッパーの戦略的活用について語る。
- 2025年の世界挑戦に向けたステップとして、カエルアッパーが今後の鍵となる。
那須川天心のカエルアッパーはなぜ話題？
那須川天心さんの「カエルアッパー」が話題となる理由は、その独特なフォームと驚異的なスピード、そして試合での効果的な活用にあります。
この技は、下から跳ね上げるような軌道で放たれるアッパーカットで、キックボクシング時代から相手を翻弄してきた武器です。
2025年6月8日のビクトル・サンティリャンさんとの試合では、このカエルアッパーが特に注目を集めました。
Xの投稿では、「カエルアッパーのスピードと角度がエグい」「天心のあの動きはボクシングでも通用する！」と、ファンがその威力とインパクトを絶賛しています。
試合のリアルタイム速報によると、那須川天心さんは第10ラウンドまで続く接戦の中で、カエルアッパーをカウンターやコンビネーションの一部として効果的に使用しました。
この技がビクトル・サンティリャンさんのガードを崩し、ポイントを重ねる要因となったと報じられています。
その独特な動きは、ボクシングのリングでも相手に予測しづらい攻撃として機能し、観客や視聴者を沸かせました。
2025年最新試合でのカエルアッパーの威力
2025年6月8日の「Prime Video Boxing 13」で、那須川天心さんはWBAバンタム級6位のビクトル・サンティリャンさんと対戦。
試合はAmazonプライムビデオで独占配信され、セミファイナルとして注目を集めました。
試合経過の速報によると、那須川天心さんは序盤からジャブとカエルアッパーを織り交ぜ、ビクトル・サンティリャンさんのディフェンスを崩す戦略を展開。
特に中盤のラウンドでは、カエルアッパーが相手の顎を捉える場面があり、観客の大きな歓声を呼びました。
試合後のインタビューで、那須川天心さんはカエルアッパーについて、「相手の動きを読みながら、タイミングを見計らって放つのが大事。ボクシングではキックと違って足が使えない分、肩の動きと角度を意識した」と語っています。
このコメントは、キックボクシングの技術をボクシングに適応させるための工夫が、カエルアッパーの威力に繋がっていることを示しています。
結果として、那須川天心さんは3-0の判定勝利を収め、プロボクシング7戦全勝（2KO）の記録を更新しました。
カエルアッパーの起源と進化
カエルアッパーの起源は、那須川天心さんがキックボクシング時代に磨いた独特の打撃技術にあります。
キックボクシングでは、42戦全勝（28KO）の圧倒的な戦績を誇り、「キックボクシング史上最高の天才」とも称された那須川天心さん。
この時期に開発されたカエルアッパーは、跳ねるような動きで相手の死角から攻撃する技として知られていました。
ボクシング転向後、帝拳ジムでのトレーニングを通じてカエルアッパーはさらに進化。
2024年10月14日のジェルウィン・アシロさんとの試合では、9回に右ジャブから左ボディでダウンを奪うなど、パンチのコンビネーションにカエルアッパーを組み込む技術が光りました。
2025年6月8日の試合でも、ビクトル・サンティリャンさんに対して、肩の動きを活かしたカエルアッパーでポイントを積み重ね、ボクシングでの適応力を証明しました。
ファンの反応とSNSでの話題性
カエルアッパーの話題性は、SNSでも大きく広がっています。Xの投稿では、「天心のカエルアッパーはボクシングでもやっぱり別格」「あの角度のパンチは防ぎようがない」と、ファンがその技術に驚嘆する声が多数見られました。
特に、2025年6月8日の試合では、リアルタイムで試合を観戦したファンから「カエルアッパーがサンティリャンのガードを抜いた瞬間、鳥肌立った」とのコメントが寄せられています。
このような反応は、カエルアッパーが単なるパンチ以上のエンターテインメント性を持つことを示しています。
また、試合直後のインタビューで那須川天心さんが「負けたら全てを失う」と語ったことも話題となり、 カエルアッパーを含む彼の戦いぶりが、ボクシングファンのみならず格闘技全体の注目を集めました。
この試合は、那須川天心さんが世界挑戦へのステップとして重要な一戦だったため、カエルアッパーのインパクトがさらに強調された形です。
カエルアッパーが切り開く世界への道
那須川天心さんのカエルアッパーは、2025年の世界挑戦に向けた鍵となる技として期待されています。
2024年10月14日にWBOアジアパシフィックバンタム級王座を獲得し、国内での世界挑戦資格を得た那須川天心さん。
2025年2月24日のジェーソン・モロニーさん戦でもカエルアッパーを効果的に使い、判定勝利を収めたことで、WBC、WBA、WBO、IBFの4大団体でのランキング上昇が期待されています。
帝拳ジムの浜田剛史代表は、「Prime Video Boxing 11」について「バンタム級は日本人選手が4本のベルトを保持し、統一戦が期待される階級。
この試合が戦線に大きく影響する」とコメントしており、那須川天心さんのカエルアッパーが世界戦での武器になる可能性を示唆しています。
カエルアッパーの精度と威力は、今後のビッグマッチでさらに注目を集めるでしょう。
さいごに
那須川天心さんのカエルアッパーは、その独特なフォームと破壊力で、2025年6月8日のビクトル・サンティリャンさん戦で大きな話題となりました。
キックボクシングからボクシングへの転向後も進化を続けるこの技は、那須川天心さんの世界挑戦への道を切り開く重要な武器です。
試合での効果的な使用やファンの熱狂的な反応、さらには帝拳ジムでのトレーニングによる進化が、カエルアッパーの魅力を一層高めています。
次の試合や世界戦でのカエルアッパーの活躍に、ぜひ注目してください！
