『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、ジオン公国が勝利した世界線を描く異色のガンダムシリーズとして注目を集めています。
特に、主人公のマチュさんとニャアンさんの関係性は、物語の核心を担う要素としてファンを魅了しています。
10話「イオマグヌッソ封鎖」では、二人の間に緊張感が高まり、対決の可能性が示唆されました。
本記事では、マチュさんとニャアンさんの対決の行方と、ファンが今後のドラマに寄せる疑問や期待を、インタビューやXの投稿をもとに考察します。
- 『ジークアクス』10話で、マチュさんとニャアンさんの対立が深まり、対決の予感が高まっている。
- 声優の黒沢ともよさんと石川由依さんが、インタビューで二人の関係性の複雑さを語っている。
- Xの投稿では、拳銃を使った対決や和解の可能性など、ファンの予想が飛び交う。
- ファンはシュウジさんを巡る感情や物語の結末について疑問と期待を抱いている。
マチュとニャアンの対決の行方は？
『ジークアクス』10話では、マチュさんとニャアンさんの間に亀裂が生じ、対決の雰囲気が漂う展開が描かれました。
Xの投稿で、@SatoSuguruさんは「マチュとニャアン二人共拳銃を持たされて、『お互い銃を向け合うことになる?』と豫想が流れてる」と述べ、緊迫した対決の可能性を指摘しています。
また、@takumi1391さんは「ニャアンはエグザベ君と難民コンビ、マチュはコモリンとエリートコンビでここも対になってる。でも『シュウジに会いたい』と言目指すものは同じ2人、どう決着をつけるんだろうね」と、対比構造と共通の目的を強調しています。
公式インタビューでは、黒沢ともよさんがマチュさんについて「育ってきた環境が違いすぎて、マチュにとっての建前と、ニャアンにとっての建前のズレがある」と語り、二人の価値観の違いが対決の要因になっていると示唆しています。
一方、石川由依さんはニャアンさんについて「じゃれるタイプ」と表現し、シュウジさんを「シュウちゃん」と呼ぶ親しみやすさが、対決に至るまでの感情の複雑さを増していると述べています。
二人の対立の背景とファンの予想
マチュさんとニャアンさんの対立は、シュウジさんを巡る感情やそれぞれの生き方の違いに起因しています。
noteの記事によると、監督の鶴巻和哉さんは「マチュとニャアンの関係性、クランバトルにおける2人で1つみたいな関係性を主軸にしてほしい」と語っており、二人が互いを補完しつつ衝突する構図が意図されていることがわかります。
しかし、10話ではマチュさんがジオン軍に捕まり、ニャアンさんがゼクノヴァを駆るなど、物理的・精神的な距離が広がっています。
Xでは、@oldricemanさんが「マチュとニャアンの関係については9話までに描かれた内容と10話開始時点までの時間経過で、それぞれ無自覚だった自分の視点の客観視まで済んだことにできると思うので、残り話数であとはぶつかり合って分かり合って吹っ切れるって感じで普通に終われそう」と、和解の可能性を予想しています。
一方、@A_ringi0141さんは「次回予告がほのぼのとしてたから本編ではまーたニャアンが死にそうな目に遭わされるんだろうなあって予想してる」と、ニャアンさんの過酷な展開を危惧しています。
シュウジを巡る感情が対決を加速？
マチュさんとニャアンさんの対決の鍵は、シュウジさんへの想いにあります。
@Isuzu_Tさんは「爆速展開に定評のあるジークアクスのことなので、マチュもいつまでも恋愛を引きずらず、再来週くらいにはニャアンとマチュが再開して二分の口論と十分にわたる殴り合いの末キュピーンして、『とにかくシュウジをぶん殴ろう』ということになっている可能性も否定できない」と、ユーモラスに和解のシナリオを予想しています。
また、@TMN_CARさんは「ニャアン『シュウちゃんはあたしのものだ』」「マチュ『シュウジから逃げられたくせに』」と、シュウジさんを巡るバトルを想像しています。
電撃オンラインの記事では、マチュさんがシュウジさんを逃がすためにクランバトルをニャアンさんに任せた経緯が描かれ、二人の関係がシュウジさんを中心に複雑化していることがわかります。
ファンは、この三角関係が対決の火種となるのか、それとも和解のきっかけとなるのかに注目しています。
物語の結末へのファンの期待と疑問
ファンは、マチュさんとニャアンさんの対決が『ジークアクス』の物語にどう影響するかに期待を寄せています。
@morikinoko8888さんは「マチュ視点だとジークアクスをニャアンが動かしてるなんて想像できなかった」「ニャアンはマチュを想ってやったのにショックされてショックやな」と、二人のすれ違いに感情移入しています。
また、@bottikurihuさんは「マチュはニャアンの持っていた『明日の生存すら保障されない非常の中の自由』を、ニャアンはマチュが持っていた『保護者の意を汲んで求めるままに生きる束縛の中の日常』を」と、互いが求めるものを手に入れた皮肉な状況を指摘しています。
物語の残り話数が少ない中、ファンは「対決の後に和解はあるのか？」「シュウジさんの運命は？」「ジークアクスは戦争にどう決着をつけるのか？」といった疑問を抱いています。
リアルサウンドの記事では、マチュさんの行動が現代の「闇バイト」に例えられ、ニャアンさんとの対立が社会的なテーマともリンクしていると分析されており、物語の深みが期待されています。
さいごに
『ジークアクス』10話で示唆されたマチュさんとニャアンさんの対決は、シュウジさんを巡る感情や二人の生き方の違いが交錯する、ドラマチックな展開です。
声優インタビューやファンの予想から、対決が和解やさらなる衝突につながる可能性が注目されています。
残り話数で二人の関係がどう描かれ、物語がどう結末を迎えるのか、ファンの期待と疑問は尽きません。
次回の放送を心待ちにしつつ、引き続き『ジークアクス』の展開を見守りましょう！
