福島県喜多方市出身の中日ドラゴンズの投手、伊藤茉央さんが、2025年7月9日に地元福島で開催された巨人戦で、移籍後初勝利を飾りました。
わずか4球で試合を締めくくり、逆転勝利に貢献したこの瞬間は、地元ファンにとっても忘れられない一幕となりました。
この記事では、伊藤茉央さんの初勝利の背景や試合の詳細、そして地元凱旋の意義について詳しくお伝えします。
この記事のまとめ
- 伊藤茉央さんが2025年7月9日、福島での巨人戦で移籍後初勝利を達成。
- 8回2死一塁の場面で登板し、わずか4球で二ゴロに抑え、9回の逆転劇につなげた。
- 福島県喜多方市出身の伊藤さんにとって、地元での勝利は特別な意味を持つ。
- 試合後、伊藤さんは「いい投球を見せられて良かった」と地元ファンへの感謝を語った。
4球で掴んだ移籍後初勝利の裏側
2025年7月9日、福島県の県営あづま球場で行われた中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合で、伊藤茉央さんがプロ3年目にして移籍後初勝利を手にしました。
この試合で伊藤さんは、0-2のビハインドで迎えた8回2死一塁の場面でマウンドに上がりました。
対戦相手は巨人の甲斐野央さん。伊藤さんはわずか4球で甲斐さんを二ゴロに打ち取り、ピンチを脱出。
その後、9回に中日の細川成也さんが逆転3ランホームランを放ち、3-2で勝利。伊藤さんに白星がつきました。
伊藤さんは試合後のインタビューで、「素直にうれしい。スタートラインに立てた感じかな」と喜びを語りました。
また、地元福島での登板について、「いい投球を見せられて良かった。いい思い出になった」と振り返り、駆けつけた友人や知人の前での活躍に特別な思いを明かしています。
伊藤茉央さんの地元・福島との深い縁
伊藤茉央さんは、福島県喜多方市出身の24歳。
幼少期から野球に親しみ、喜多方市立塩川小学校3年生で塩川ブルーファイヤーズで野球を始めました。
地元の福島県立喜多方高等学校に進学後、2年秋にサイドスローに転向。
厳しい冬の環境下でのトレーニングが、プロでの活躍の礎となりました。
子供の頃、楽天イーグルスの試合を仙台で観戦し、田中将大さんや岩隈久志さんに憧れた伊藤さんにとって、東北の地は野球人生のルーツそのものです。
今回の福島での試合は、年に一度しか開催されない地元凱旋の機会。
Xの投稿でも、ファンから「凱旋試合の福島で初勝利おめでとう!」や「地元福島で移籍後初勝利!おめでとうーー🎉」といった祝福の声が寄せられ、地元での勝利が多くの人に感動を与えました。
現役ドラフトからの再スタート
伊藤さんは2022年のドラフト4位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団しましたが、2024年12月の現役ドラフトで中日ドラゴンズに移籍。
楽天時代は2軍で41試合に登板し、防御率2.64の成績を残していましたが、1軍での登板機会は限られていました。
中日移籍後は登板機会が少なく、今回の福島での試合が移籍後初登板となりました。
Xの投稿では、「あれだけ移籍後登板機会の無かった伊藤茉央の初登板がまさかの地元・福島で、しかも8回ビハインドで上がって4球しか投げてないのに初勝利ってどんな確率だよ」と驚きの声も上がっています。
逆転勝利を支えたチームの力
この試合の勝利は、伊藤さんだけの功績ではありません。
特に、9回表に逆転3ランホームランを放った細川成也さんの活躍が大きかったと言えるでしょう。
試合後、中日ドラゴンズ公式アカウントが「今日のヒーローはもちろんこの男!#細川成也 ナイスホームラン!」と投稿し、伊藤さんの初勝利も祝福しました。
また、雨の中での試合を盛り上げたブライト健太さんのチームへの貢献も、勝利の雰囲気を高めた一因です。
さいごに
伊藤茉央さんが地元福島で掴んだ移籍後初勝利は、彼の野球人生における新たな一歩であり、地元ファンにとっても誇らしい瞬間でした。
わずか4球で試合を締めくくり、逆転勝利につなげたこのドラマチックな展開は、伊藤さんの努力とチームの団結が結実した結果です。
今後、伊藤さんが中日ドラゴンズでさらなる活躍を見せ、福島に新たな希望を与える存在となることを期待しています。

