ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開幕し、フィギュアスケートの団体戦が注目を集めています。特に、日本の先陣を切ったアイスダンスの「うたまさ」こと吉田唄菜選手と森田真沙也選手の演技に、坂本花織選手が涙を流したシーンが話題となっています。なぜ坂本選手がここまで感動したのか、その背景を探ります。
この記事のまとめ
- ミラノ五輪フィギュア団体戦の初日、アイスダンスリズムダンスで「うたまさ」が好演技を披露しました。
- 坂本花織選手と鍵山優真選手が応援席で感動の涙を流す姿が、多くのメディアで報じられています。
- 坂本選手の号泣の理由は、うたまさの五輪デビューでの渾身の演技とチーム全体の絆にあります。
- 「うたまさ」は自己ベストに迫る68.64点をマークし、8位でスタートを切りました。
- 坂本選手はチームの雰囲気を良くする存在として、後輩たちを支えています。
- この感動のシーンは、日本チームの金メダルへの強い結束を示しています。
なぜ坂本花織はうたまさの演技を見て号泣したのか
ミラノ五輪フィギュアスケート団体戦の初日、アイスダンスのリズムダンスで五輪初出場の吉田唄菜選手と森田真沙也選手のペア、通称「うたまさ」が登場しました。2人はアップテンポな曲に合わせて息の合った演技を披露し、会場から手拍子が沸き起こりました。結果は68.64点で自己ベストの69.69点に迫る好成績を収め、8位で日本チームのスタートを切りました。
この演技を応援席から見守っていた坂本花織選手は、演技終了後に目頭を押さえ、涙を流しました。同様に鍵山優真選手も何度も涙をぬぐう姿が中継で映し出され、視聴者を感動させました。メディア各社は「坂本花織、鍵山優真が感動の涙」と一斉に報じています。
坂本選手が号泣した主な理由は、うたまさの五輪デビューという特別な瞬間に対する深い共感と、チームジャパン全体の絆の強さです。うたまさは2023年6月に結成された比較的新しいペアで、昨季の世界選手権では22位と苦戦を強いられながらも、団体戦での出場権を獲得しました。個人種目での出場は逃したものの、団体で日本を代表する重責を果たした2人の渾身の演技が、坂本選手の心を強く揺さぶったのです。
さらに、坂本選手はチームのムードメーカーとして知られています。後輩選手たちを積極的に持ち上げ、雰囲気を明るく保つ役割を担っています。うたまさの演技後、キスアンドクライでは坂本選手も同席し、2人を温かく迎え入れました。このようなチーム内の支え合いが、坂本選手の涙を引き出した大きな要因です。
うたまさの五輪デビュー演技の詳細
吉田唄菜選手と森田真沙也選手は、ミラノ・アイススケートアリーナで3番目に登場しました。演技開始直後から息ぴったりのパフォーマンスで、大きなミスなくプログラムを終えました。吉田選手は演技後、「リンクインした瞬間から自分たちの演技が終わるまで本当にすごく楽しかった。小さなミスは少しずつあったが、本当にこの会場を最初から最後まで楽しめました」と笑顔で振り返っています。
森田選手も「いつも以上に楽しんで滑れた」と語り、楽しさ100%で臨めたことを強調しました。2人は「楽しさ90%、責任10%」というスタンスで、主将を務める森田選手を中心にプレッシャーを感じさせず、自然体で五輪の舞台に立ちました。
この好演技は、個人種目で出場できなかった悔しさをバネに、団体戦で日本に貢献するという強い覚悟の表れです。坂本選手をはじめとする先輩たちが、そんな2人の努力を間近で見てきたからこそ、涙が止まらなかったのでしょう。
チームジャパンの絆がもたらした感動
フィギュアスケート日本代表は、北京五輪で団体銀メダルを獲得して以来、金メダルへの強い意欲を持っています。坂本花織選手は世界選手権3連覇の経験を持ち、エースとしてチームを引っ張っています。一方、うたまさは若手ながら、苦境を乗り越えてここまで来ました。
坂本選手は以前のインタビューで、チームの雰囲気を良くするために後輩を支える姿勢を明かしています。うたまさのメンバーも、坂本選手がチームを盛り上げてくれる存在だと感謝を述べています。この相互の信頼関係が、五輪の舞台で爆発したのです。
演技後のキスアンドクライでは、鍵山優真選手、佐藤駿選手、坂本選手がうたまさを出迎え、拍手と抱擁で祝福しました。こうしたシーンは、単なる競技の枠を超えた「チーム」の感動を象徴しています。坂本選手の号泣は、うたまさの活躍だけでなく、日本フィギュア全体の成長と絆に対する喜びの涙だったと言えるでしょう。
坂本花織のラスト五輪への思い
坂本花織選手にとって、このミラノ五輪はラスト五輪となります。団体戦での活躍は、個人種目でも期待が高まっています。彼女は公式練習でノーミスの演技を披露し、ファンから大歓声を浴びました。
坂本選手はチームの先陣を切るうたまさの演技を見て、自身の五輪への思いを新たにしたはずです。涙を流しながらも、次の自分の出番に向けて集中を保っています。この感動のシーンは、坂本選手がチームをどれだけ大切に思っているかを物語っています。
さいごに
ミラノ五輪フィギュア団体戦の幕開けを飾ったうたまさの活躍と、それに寄せられた坂本花織選手の号泣は、日本チームの強い結束と感動の瞬間を象徴するものでした。五輪デビューで渾身の演技を見せたうたまさ、そしてそれを心から喜ぶ先輩たちの姿に、多くの人が胸を熱くしたことでしょう。
これから続く団体戦で、日本は金メダルを目指します。坂本選手をはじめとする選手たちが、この絆を力に変えて最高のパフォーマンスを発揮することを願っています。チームジャパンの挑戦を、これからも温かく見守っていきましょう。

