なぜシャリア・ブルは正史でアムロに敗れた？キケロガの性能とジークアクスでの再評価の背景は？

「機動戦士ガンダム GQuuuuuuX（ジークアクス）」の2025年5月20日放送の第7話「マチュのリベリオン」で、シャリア・ブルさんが操るキケロガが注目を集めています。

正史の「機動戦士ガンダム」では、シャリア・ブルさんがアムロ・レイさんに敗れたモブキャラでしたが、ジークアクスではニュータイプとして再評価され、ファンの間で「正史での敗因は何か」「キケロガの性能はどう進化したのか」と話題です。

この記事では、正史での敗北理由、キケロガの性能、ジークアクスでの再評価の背景を詳しく解説します。

この記事のまとめ

なぜシャリア・ブルは正史でアムロに敗れた？

正史の「機動戦士ガンダム」（1979年）で、シャリア・ブルさんは木星帰りのニュータイプとして登場し、ブラウ・ブロを操縦してアムロ・レイさんのガンダムと戦いましたが、敗北しました。

敗因は以下の3点に集約されます。

実戦経験の不足: シャリア・ブルさんは木星から帰還直後で、初陣かつ実戦経験が乏しかったとされています。Xの投稿で「初陣＆試験運転中のブラウブロ＆同乗者を助けようとしていた超絶デバフ状態だった」との指摘があり、戦場での未熟さが敗北につながりました。
ブラウ・ブロの性能限界: ブラウ・ブロはサイコミュ兵器の初期モデルで、2人操縦が必要な実験機でした。Xでは「ブラウブロはサイコミュ兵器の癖にニュータイプ1人で操縦出来ない」と性能の低さが批判されています。ガンダムのビーム・ライフルによる正確な攻撃に対し、ブラウ・ブロの有線サイコミュは対応しきれませんでした。
同乗者救出のハンデ: シャリア・ブルさんは戦闘中に同乗者の救助を優先したため、戦術的な不利を抱えていました。Xで「正史では自殺しに来た側面もあった」との声があり、戦闘に集中できなかった状況が敗因の一因です。

ちなみに、「ガンダムエース」2023年8月号で、脚本家の星山博之さんが「シャリアはニュータイプの可能性を示したが、戦場での経験不足が命取りだった」とコメントしています。

ジークアクスのキケロガは、正史のブラウ・ブロから大幅に進化したモビルアーマー（MA）です。

主な性能特徴は以下の通りです：

単座型設計: ブラウ・ブロの2人操縦から進化し、シャリア・ブルさん単独で操縦可能。Xで「キケロガは単座でシャリアの能力をフル活用」との声。
オメガサイコミュ搭載: 高度なサイコミュ兵器で、ビーム・ランスや有線サイコミュを精密に操作。ガンダム公式サイトでは「サードゼクノヴァを一時停止させる火力」と紹介。
機動性とサイズ: ブラウ・ブロより小型化・高速化され、機動性が向上。Xで「サイズも機動性も段違い」と評価。
MAV戦術: ジークアクス独自の「モビルアーマーヴァリアント戦術」を採用し、シャリア・ブルさんのニュータイプ能力を最大限に引き出す。

これに対し、正史のブラウ・ブロは「未完成の実験機」とされ、2025年4月のガンダムチャンネル配信で「設計の古さと操縦の複雑さが弱点」と解説されています。

ジークアクスでのシャリア・ブルさんの再評価は、以下の要因によるものです：

シャアとの連携: ジークアクスでは、シャリア・ブルさんがシャア・アズナブルさんの右腕として活躍。Xで「シャリアとシャアがジオンを勝たせる」との声があり、正史のモブキャラから重要キャラに昇格。
ニュータイプ能力の強調: ジークアクスでは、シャリア・ブルさんのニュータイプ能力が強化され、キケロガのオメガサイコミュで戦闘力が向上。Xで「ニュータイプの覚醒とサイコミュが進んでる」と話題。
物語の再構築: ジークアクスは正史から5年後の世界を描き、シャリア・ブルさんが生き残り、経験を積んだ設定。Xで「1年戦争を生き残って軍属で権限を持つ」との投稿、正史との状況の違いが評価の背景。

Xでは「正史とジークアクスで性能大分違う」「アムロと比べるのはナンセンス」との意見もあり、キケロガの進化とシャリア・ブルさんの成長が再評価を後押ししています。