はじめに
『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』など、世界中で愛された漫画やアニメの作者・鳥山明さんが2024年3月1日に急逝されました。急性硬膜下血腫だったそうです。
私も鳥山明さんの関わった漫画やアニメやゲームに多大な影響を受けた世代でした。
鳥山明さんはあまりメディアに登場する方ではありませんでしたが、亡くなってわかったのは、世界中に影響を与えた偉大なマンガ家だったということです。
今回は、鳥山明さんの訃報を受けて、各界の反応についてまとめてみました。
各界からの反応
鳥山明さんと言えば、「週刊少年ジャンプ」の黄金期に活躍されたマンガ家でした。
同じ時代に同誌で活躍された「ゆでたまご」の嶋田隆司先生のポスト。
「バチバチに仲がわるかった」というところに、当時の激しい切磋琢磨の様子がうかがえます。
ちなみに私、福豆は小学生の時代に『キン肉マン』を読んでマンガ家にあこがれ、鳥山明さんの『ヘタッピマンガ研究所』でマンガのテクニックを学びました。懐かしい思い出です。
この『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』には、鳥山明さんのテクニックもたくさん紹介されていて、面白い本でした。いつの間にか、どこかにいってしまって、いま手元には無いのですが、あらためて読みたくなりました…
この時代の「週刊少年ジャンプ」は、ほんとにワクワクする漫画雑誌でしたよね。
当時の「ジャンプ」は毎週火曜日発売でしたが、1日でも早く手に入れようと、早く売り出すお店を見つけては並んで買っていました。結局、金曜日の夜に手に入れていましたね。
どんなに早く手に入れても、次の号までは結局1週間待つことは変わらないのにねw
浦沢直樹さんも現代を代表する偉大なマンガ家の一人ですが、鳥山明さんとはお会いしたことがなかった、というのは意外でした。
このお二人の対談があれば、ぜひ見てみたかったですね。
あのジャッキー・チェンまでが追悼、とのこと。ジャンルは違いますが80年代以降のにぎやかな時代を彩った偉大なお二人ですね。
鳥山明さんの訃報については、世界中から追悼の声がとどきました。フランスのほかにもイタリアや中国など、ほんとに多くの国の子どもたちに影響を与えたんですね。
鳥山明さんといえば、漫画だけでなくゲーム界にも大きな影響を与えました。
特に「ドラゴンクエスト」は日本のゲームシーンを大きく変えるものでしたね。
堀井雄二さん、すぎやまこういちさん、鳥山明さん、のチームこそが「ドラゴンクエスト」を生み出す母体でしたね。すでにすぎやまこういちさんが他界されており、今回、鳥山明さんが亡くなったことで、「ドラゴンクエスト」チームも寂しくなってしまいました。
こうなるご、「ドラゴンクエストⅫ」の発売が待たれますね。鳥山明さんも「ドラクエⅫ」をプレイしたかっただろうなぁ。
所ジョージさんを描いたこんなイラストもXのポストに流れていました。
個人的には鳥山明さんと所ジョージさんの印象って似てるように感じていました。お二人は同じ1955年生まれだったんですね。
鳥山明さんの訃報が流れた同じ日、「ちびまる子ちゃん」の声優・TARAKOさんの訃報も伝えられました。偶然とは言え、あまりにも悲しい訃報が続きました。
さいごに
鳥山明さんが亡くなったことは、多くの人々にショックを与えました。
1989年に手塚治虫さんが亡くなった時、「昭和時代」の終焉を感じました。今回、鳥山明さんが亡くなったことはまさに「平成時代」の終わりが告げられたような気がします。
鳥山明さんからさまざまな影響を受けた若い世代から、また新しい文化や芸術が生まれることを期待したいと思います。
心からご冥福をお祈りいたします。