2021年に放送されたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』第2シリーズで、東大を目指す生徒・早瀬菜緒役を演じた南沙良さんが注目を集めました。
明るく今どきの女子高生という役柄で、視聴者に新鮮な印象を与えた彼女ですが、実はすでに多くの映画やCMで活躍する実力派若手女優です。
この記事では、南沙良さんの経歴やプロフィール、彼女の魅力に迫るインタビュー内容を基に、彼女の人物像を詳しく調査します。
南沙良さんのプロフィール
【氏名】南沙良(みなみ・さら)
【生年月日】2002年6月11日
【出身地】東京都
【身長】159cm
【趣味】仏像鑑賞、読書、80年代アイドル、カメラ、スニーカー
【好きな食べ物】お菓子
【苦手なもの】野菜(特に長ネギ)と数字
【好きなアーティスト】RUANN
【憧れの女優】新垣結衣
【目標にしている女優】二階堂ふみ、満島ひかり
憧れの女優の新垣結衣さんは同じ事務所の先輩で誕生日も一緒。南さん本人も「第二のガッキー」と呼ばれることがあるとのこと。確かにちょっと面影が似ているかも知れませんね。
『ドラゴン桜(第2シリーズ)』の天真爛漫な女子高生役
『ドラゴン桜』第2シリーズで南沙良さんが演じた早瀬菜緒は、愛情たっぷりに育った今どきの女子高生で、何かを本気で頑張った経験がないという役柄です。
東大を目指す「東大専科」に参加し、プレッシャーや挫折を経験しながら成長していく姿が描かれました。
彼女の明るく感情豊かな演技は、物語に清々しい空気をもたらし、視聴者から「かわいすぎる」「存在感がすごい」と高い評価を受けました。
南沙良さんは、早瀬菜緒役について「自分と一番遠い存在」と語っています。
「私はどちらかというと落ち着いた性格で、菜緒のような明るく元気なタイプではないので、演じるのは難しかったですが、逆に新鮮で楽しかったです」と振り返りました。
また、役作りでは「自分と正反対の明るい役だからこそ、純度高く演じたい」と考え、監督や共演者とのディスカッションを重ねたそうです。
共演者の平手友梨奈さんとは撮影初日に意気投合し、あだ名で呼び合うほど仲良くなったと明かしています。
「平手さんはお姉さんのような感覚で、すごく頼りになる存在でした」と語り、撮影現場での和気あいあいとした雰囲気を伝えました。
南沙良の経歴
モデルとしてのデビュー
南沙良さんは、2014年に開催された第18回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞し、同年10月号からファッション雑誌『nicola』(新潮社)の専属モデル「ニコモ」としてデビューしました。
2019年3月まで専属モデルとして活躍し、表紙を飾るなど注目を集めました。
女優デビューと映画での活躍
2017年 映画『幼な子われらに生まれ』(三島有紀子監督)で女優デビュー。(第60回ブルーリボン賞ノミネート)
2018年 映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(湯浅弘章監督)で初主演(第43回報知映画賞新人賞、第33回高崎映画祭最優秀新人女優賞、第61回ブルーリボン賞新人賞、第28回日本映画批評家大賞新人女優賞(小森和子賞))
すごい、演技派の新人女優さんなんですね!!
他にも、映画では『21世紀の女の子』(松本花奈監督)、『居眠り磐音』(本木克英)、『もみの家』(坂本欣弘監督)、『太陽は動かない』(羽住英一郎監督)、『ゾッキ』(竹中直人監督・山田孝之監督・齊藤匠監督)などに出演
テレビでは『ココア』(フジテレビ)、『ピンぼけの家族』(NHK BSプレミアム)、『これっきりサマー』(NHK総合)、『うつ病九段』(NHK BSプレミアム)、『六畳間のピアノマン』(NHK総合)など
CMでは、江崎グリコのイメージキャラクターに。また、キリンビバレッジの午後の紅茶のCMにも出演。
2022年予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に大姫役で出演!
2022年予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(三谷幸喜脚本)では、源頼朝(大泉洋)と北条政子(小池栄子)の娘・大姫役を演じ、話題になりました!
さいごに
南沙良さんは、モデルとしての輝かしいデビューから、映画やドラマでの確かな演技力で注目を集める若手女優へと成長しました。
『ドラゴン桜』の早瀬菜緒役では、自身と正反対の役柄を見事に演じ切り、新たなファンを獲得。
インタビューで見せる真摯な姿勢や、視野を広げるための努力は、彼女が今後さらに飛躍する可能性を示しています。
NHK大河ドラマやCMでの活躍も続き、彼女の「型にはまらない表現者」としての未来が楽しみです。
これからも南沙良さんの活躍から目が離せません!